猪名石前
猪名 石前(いな の いわさき)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。姓は真人。近江守・韋那磐鍬の子。官位は従四位下・右京大夫。
時代 | 飛鳥時代 - 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 和銅7年1月11日(714年1月31日) |
官位 | 従四位下右京大夫 |
主君 | 文武天皇→元明天皇 |
氏族 | 猪名真人 |
父母 | 父:韋那磐鍬 |
兄弟 | 石前、石楯 |
子 | 為名福草 |
経歴
編集正五位下に叙せられたのち、大宝3年(703年)備前守に任ぜられる。備前守在任中の大宝4年(704年)天皇に神馬を献上したところ、宮中の西楼上に慶雲が立ち上ったとことから、慶雲への改元が行われると共に、神馬献上の功績により正五位上に昇された。
和銅元年(708年)右京大夫に任ぜられて京官に復し、和銅4年(711年)従四位下に至る。和銅7年(714年)1月11日卒去。最終官位は散位従四位下。
官歴
編集『続日本紀』による。