水上桂
水上 桂(みずかみ けい、2001年7月5日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロ野球選手(捕手・育成選手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
東北楽天ゴールデンイーグルス #022 | |
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ヤクルト戸田球場にて(2020年) | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 兵庫県宝塚市 |
生年月日 | 2001年7月5日(23歳) |
身長 体重 |
172 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト7位 |
年俸 | 450万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集幼稚園から兄の影響で野球を始め、小学校時代は複数のポジションをこなしていた。中学校時代は三田ヤングに所属し、2年までは遊撃手を務めていたが、3年になると捕手に定着する[2]。
高校は明石市立明石商業高等学校に進学して1年春からベンチ入りを果たし、1年の秋には三塁手にコンバートされる[2]。2年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では初戦の八戸学院光星戦に「2番・一塁手」として先発出場し、4打数1安打2犠打を記録したがチームは敗退した[2]。2年秋からは捕手に戻って秋季近畿大会で準優勝し[2]、3年春の第91回選抜高等学校野球大会ではベスト4に進出[3]。春夏連続出場となった第101回全国高等学校野球選手権大会では2回戦の花咲徳栄戦でバックスクリーンへ本塁打を記録するなど春夏連続のベスト4進出に貢献した[3][4]。選手権大会後には野球U-18の日本代表に選ばれ[5]、パナマ戦で本塁打を記録した[6]。同大会では全9試合中5試合でスタメンとして起用された。U-18での経験によって自信を深め、当初の大学進学志望を切り替えプロ志望届を提出した[7]。
2019年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから7位指名を受け[8]、11月7日に契約金2500万円、年俸560万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ[9]。背番号は78[10]。
楽天時代
編集2020年は、イースタン・リーグで23試合出場し、打率は.097だった[11]。
2021年は、7月15日に坊っちゃんスタジアムで行われたフレッシュオールスターに出場した[12]。イースタン・リーグでは前年から大きく出場機会を増やして79試合に出場し、打率は.175だった[13]。
2022年は、課題の打撃で結果が出せず、イースタン・リーグでは42試合に出場し打率は.115だった[14]。10月9日、球団から育成選手での契約を打診された上で戦力外通告を受けた[15]。その後、11月9日に育成契約を結んだことが球団から発表された[16]。これに伴い背番号は022に変更された[17]。
2023年は、イースタン・リーグでは前年を上回る打率.278、4打点を記録したが、シーズン終了後の11月3日に右肘関節鏡視下クリーニング術を行った[18]。
2024年は、イースタン・リーグでは73試合に出場し、打率.211、12打点という成績だった[19]。11月14日に再び育成契約を締結した[20]。
選手としての特徴
編集詳細情報
編集背番号
編集登場曲
編集脚注
編集出典
編集- ^ 「楽天 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月18日閲覧。
- ^ a b c d 「第1105回 明石商を二季連続甲子園ベスト4に導いた水上桂が名捕手になるまで【前編】」『高校野球ドットコム』2020年1月30日。2020年4月18日閲覧。
- ^ a b c 「第1105回 進学志望から一転。明石商の名捕手・水上桂(東北楽天)の野球人生を変えた日本代表の経験【後編】」『高校野球ドットコム』2020年1月31日。2020年4月18日閲覧。
- ^ 「津留崎は牛タン脂質に用心/楽天新入団選手を紹介」『日刊スポーツ』日刊スポーツ、2019年11月28日。2020年4月18日閲覧。
- ^ 「侍U18代表メンバー20人決定 投手は星稜・奥川、大船渡・佐々木ら 野手では“坂本2世”武岡らが選出」『スポーツニッポン』スポーツニッポン、2019年8月20日。2020年4月18日閲覧。
- ^ 「U18侍・明石商の水上が高校通算3号 台湾勝利で日本のスーパーR進出も決定」『スポーツニッポン』スポーツニッポン、2019年9月3日。2020年4月18日閲覧。
- ^ a b 「明石商・水上捕手U18が「自信に」星稜・山瀬刺激」『日刊スポーツ』日刊スポーツ、2019年9月30日。2020年4月18日閲覧。
- ^ 「【楽天】ドラ7水上桂、“ポスト嶋”に名乗り 瀬戸康史似イケメンと甲子園で話題」『スポーツ報知』2019年10月31日。2021年12月30日閲覧。
- ^ 「<楽天>水上「1軍で活躍する」 ドラフト7位、入団合意」『河北新報』2019年11月8日。2019年12月6日閲覧。
- ^ a b 「「2020年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見」を行いました」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2019年11月22日。2025年3月8日閲覧。
- ^ 「「一軍出場なし」から主力捕手の可能性は?パの若手捕手6選」『パ・リーグ.com』2022年3月30日。2023年5月14日閲覧。
- ^ 「【フレッシュオールスター】藤井聖選手、水上桂選手、武藤敦貴選手が出場しました!」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2021年7月16日。2023年5月14日閲覧。
- ^ 「【楽天】高卒2年目の水上桂は現状維持の560万円でサイン「1軍の捕手陣に割って入れるように」」『スポーツ報知』2021年11月4日。2023年5月14日閲覧。
- ^ 「【楽天】水上桂110万円ダウン450万円の育成契約で合意「一番結果が出せるように頑張る」」『日刊スポーツ』2022年11月9日。2023年5月14日閲覧。
- ^ 「楽天が19年ドラ7捕手水上に戦力外通告 育成再契約を打診」『スポーツニッポン』2023年5月4日。2023年5月14日閲覧。
- ^ 「楽天、水上桂と育成契約 450万円で合意」『サンスポ』2022年11月9日。2023年5月14日閲覧。
- ^ a b 「【楽天】背番号変更 弓削「23」→「38」小峯「30」→「68」など ウレーニャは138に」『日刊スポーツ』2022年11月20日。2025年3月8日閲覧。
- ^ 「【楽天】水上桂が右肘のクリーニング手術 試合復帰まで4か月の見込み」『スポーツ報知』2023年11月3日。2024年1月14日閲覧。
- ^ 「2024年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人打撃成績(イースタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2025年3月8日閲覧。
- ^ 「楽天、王彦程、水上桂、江川侑斗、辰見鴻之介との来季育成選手契約に合意を発表!」『BASEBALL KING』2024年11月14日。2025年3月8日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 水上桂 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 水上桂 (@k_i_eagles78) - X(旧Twitter)
- 水上桂 (@kei.mizukami78) - Instagram