沖田龍児
日本の漫画家
(木村謙午から転送)
来歴
編集木村 謙午(きむら けんご)名義で1989年『マガジンスペシャル』に掲載された「常夏がやってきた!!」でデビュー。1990年の『週刊少年マガジン』6号から15号まで林廣美の原作による『金のフライパン』を連載[2]。1993年の『週刊少年サンデー』21・22合併号から1994年10号まで水球を題材とした『BFボーイズ』を連載し[3]、当人にとって初の単行本化されている[4]。
1996年マガジンスペシャル「とべ!白馬すっとび愚連隊」でペンネームを沖田龍児に改め、一旦は『漫画アクション』や『漫画サンデー』、『ヤングキング』といった青年誌などに活動の場を移したが、2001年には『週刊少年チャンピオン』25号から50号まで『家族のオキテ』を連載[5]。その後は主に青年誌や女性誌で執筆しており、かつては山平重樹の原作による実録ヤクザ漫画なども描いていた。
2018年4月から『週刊漫画TIMES』において『ヤバい女に恋した僕の結末』を連載[6]。2022年10月から2024年5月にかけて、『漫画ゴラクスペシャル』27号より46号まで『ヤドリギサマ』を連載[7][8]。
作品リスト
編集木村謙午名義
編集沖田龍児名義
編集- ドラマチックカンパニー(原作:小堀洋、双葉社『漫画アクション』)
- Cry MAX(少年画報社『ヤングキング』)
- ほのかに雄叫!(少年画報社『キングダム』)
- 好き好き!!極道パパ(双葉社『漫画アクション』、全5巻)
- 飛脚の金太(リイド社『鬼平犯科帳セレクション』(現『コミック乱』))
- それ行け!赤マルぶっち隊(リイド社『コミックボナンザ』)
- デンジャラス柿崎(小学館『ビッグコミック増刊』)
- 迷界への招待状(講談社『マガジンスペシャル』)
- ガチンコ勝負伝説間男(少年画報社『ヤングキング』)
- 無限 雀鬼桜井章一の原点(原作:安田潤司、竹書房『近代麻雀ゴールド』、全3巻)
- 家族のオキテ(秋田書店『週刊少年チャンピオン』、全3巻)
- ミスターロープ(リイド社『リイドコミック』)
- 極道パパ 麻雀編(竹書房『近代麻雀』『近代麻雀オリジナル』)
- PEARL(少年画報社『ヤングキング』、1巻)
- ZINGI!!極道パパ(双葉社『漫画アクション』、全3巻)
- ハヤト(双葉社『スロマガコミックV7』)
- ホスト魂(原作:松田康志、実業之日本社『漫画サンデー』、Bコミ、全6巻)
- 歌舞伎町悪名一家(原作:溝口敦、竹書房『特冊新鮮組』)
- わっぱ金五郎(竹書房『近代麻雀オリジナル』)
- デコトラ魂(実業之日本社『漫画サンデー』)
- 中年番長ノブナガ(日本文芸社『漫画ゴラク』)
- 代紋キッズ(芳文社『週刊漫画TIMES』)
- SLOTTERS HIGH(大都社『パチスロミリオンキング』)
- 爆乳ぱち娘。くるみん(大都社『パチンコでるでるキング』)
- バツ1トラベル(芳文社『週刊漫画TIMES』)
- 土俵の魂(監修:元小結舞の海、実業之日本社『漫画サンデー』)
- スロックイーン(日本文芸社『漫画パチスロ大連勝』)
- ハマの利(竹書房『近代麻雀ゴールド』)
- 天災一家モモヤマダ(日本文芸社『漫画ゴラク』)
- 若女将はな(実業之日本社『漫画サンデー』、Bコミ、全4巻)
- パスタでボ〜ノ(芳文社『週刊漫画TIMES』、全7巻)
- わんバディ!(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
- 保護司トモ姉!(原作:かげやまあづさ、『オフィスユー』)
- こひなンち(秋田書店『エレガンスイブ』)
- パパはご指名致しません!(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
- 笑咲の湯(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
- パパはどうしてモテないの?(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
酒 ()ぐれて‥(原作:小堀洋、双葉社『週刊大衆』)- スマ倫な彼女たち(講談社デラックスコミックス、既刊2巻、マンガボックス電子版全9巻)
- となりのPTA会長(芳文社『週刊漫画TIMES』)
- ヤングラせぶんてぃ(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
- ヤバい女に恋した僕の結末(芳文社『週刊漫画TIMES』2018年5月4日号[6] - 2023年2月3日号[9])
- ヤドリギサマ(『漫画ゴラクスペシャル』27号[7] - 46号[8]、全4巻)
- ウソツキ女と正直サイコ(芳文社『週刊漫画TIMES』2023年4月28日号[10] - 連載中)
脚注
編集- ^ “ふと父親(木村えいじ)が今の自分と同じ歳に何を描いていたんだろうと辿ってみたら…”. 沖田龍児 (2015年7月24日). 2018年8月9日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:週刊少年マガジン 金のフライパン(木村謙午 / 林廣美)”. メディア芸術データベース. 2022年5月16日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:週刊少年サンデー BFボーイズ(木村謙午)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
- ^ “単行本全巻:BFボーイズ(少年サンデーコミックス)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:週刊少年チャンピオン 家族のオキテ(沖田龍児)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
- ^ a b “30歳童貞ホラー作家に初の恋人ができる「ヤバい女に恋した僕の結末」新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年4月20日). 2018年8月9日閲覧。
- ^ a b “洞窟探検中のカップルを襲う惨事、沖田龍児のサイコサバイバル「ヤドリギサマ」開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月15日). 2022年10月16日閲覧。
- ^ a b “島の洞窟ツアーで起きたサイコサバイバル「ヤドリギサマ」ゴラクスペシャルで完結”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年5月15日). 2024年5月15日閲覧。
- ^ “「ヤバい女に恋した僕の結末」完結、「夜と海」郷本の新作読み切りが週漫に掲載”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年1月20日). 2023年1月20日閲覧。
- ^ “「ヤバい女に恋した僕の結末」沖田龍児の新連載「ウソツキ女と正直サイコ」週漫で”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年4月14日). 2023年4月14日閲覧。
外部リンク
編集- 沖田龍児 (@pearl_okita225) - X(旧Twitter)