日出町
ひじまち 日出町 | |||||
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日出城跡 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 大分県 | ||||
郡 | 速見郡 | ||||
市町村コード | 44341-7 | ||||
法人番号 | 1000020443417 | ||||
面積 |
73.26km2 | ||||
総人口 |
27,224人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 372人/km2 | ||||
隣接自治体 | 別府市、宇佐市、杵築市 | ||||
町の木 | サザンカ | ||||
町の花 | サザンカ | ||||
日出町役場 | |||||
町長 | 安部徹也 | ||||
所在地 |
〒879-1506 大分県速見郡日出町2974-1 北緯33度22分10秒 東経131度31分56秒 / 北緯33.36942度 東経131.53236度座標: 北緯33度22分10秒 東経131度31分56秒 / 北緯33.36942度 東経131.53236度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集大分県の中部、国東半島の南端部、大分市から別府湾沿いに北上して約25kmの場所に位置する。
隣接する別府市、杵築市とは、かつて同じ速見郡に属していたことから「別杵速見」(べっきはやみ)と呼ばれ、市民生活、文化面などでの結びつきが強い。一方、経済的には大分都市圏に属し、大分市との関係も深い。
人口
編集団地の造成や土地区画整理事業に伴う宅地の増加などが理由で、また、日出工業団地の造成や県北・国東テクノポリス地域の指定などによる企業の誘致などが理由で、人口が増加傾向にあった[1]。2012年(平成24年)における人口増加率は大分県の市町村で最も高かった[2]。2010年(平成22年)には国の総人口が減少に転じ、2012年(平成24年)には日出町の人口も減少に転じた[1]。
日出町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 日出町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 日出町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
日出町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接している市町村
編集地名
編集- 大神(旧大神村)
- 真那井(旧大神村)
- 川崎(旧川崎村)
- 豊岡(旧豊岡町)
- 平道(旧豊岡町)
- 藤原(旧藤原村)
- 南畑(南端村より一部を編入)
- 広瀬(山香町より一部を編入)
町村制施行時の旧日出町の区域には大字がなく、町名に次に番地が来る。
歴史
編集江戸時代には日出城があり、日出藩3万石の城下町として栄えた。
近現代
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、近世村である速見郡日出村の区域をもって速見郡日出町が成立。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 速見郡豊岡町・大神村・川崎村・藤原村との新設合併により、改めて日出町が発足。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 速見郡南端村の一部(大字南畑および天間の各一部)を編入。
平成の大合併
編集平成の大合併では、2000年(平成12年)12月に大分県の合併推進要綱で杵築市、山香町との基本パターンが示されたが、2002年(平成14年)にはこれに大田村を加えた4市町村で杵築速見地域市町村合併任意協議会、2003年(平成15年)には法定協議会が設置された。しかし、新市の名称と本庁舎の位置で対立し、2004年(平成16年)に日出町が協議会を離脱。残りの3市町村は2005年(平成17年)に新設合併し[3][4]杵築市となった。
行政
編集町長
編集- 町長:安部徹也(2024年9月5日就任、1期目)
2024年8月25日町長選挙が行われ、イスラム土葬墓地の建設反対を主張する元町議の安部徹也が、建設を推進する現職の本田博文を破り当選した。同町では大規模なイスラム教徒の土葬墓地建設計画が進んでおり、前町長は九州各地の遺体を受け入れることや区画が足りなくなった場合に遺体の上に重ねて埋葬するなどの合意を締結していた。これに対し水質汚染や風評被害を問題視する安倍は反対を公約に掲げ、町民の民意を仰いだかたちで選挙が行われた[5]。
歴代町長
編集施設
編集経済
編集漁業
編集工業
編集大分地区新産業都市開発地域、県北国東地域テクノポリスの指定を受け、主に製造分野での企業進出が盛ん。かつては日本テキサス・インスツルメンツ日出工場があった。
商業
編集特産品
編集本社を置く企業
編集- 二階堂酒造 - 日本酒メーカー。銘柄「大分むぎ焼酎二階堂」「吉四六」。
教育
編集小学校
編集中学校
編集特別支援学校
編集高等学校
編集幼稚園
編集- 日出町立大神幼稚園
- 日出町立川崎幼稚園
- 日出町立豊岡幼稚園
- 日出町立日出幼稚園
- 日出町立藤原幼稚園
交通
編集鉄道
編集- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 中心となる駅:暘谷駅
路線バス
編集以下の路線バスがある[7]。
- 大分交通
- 国大線(大分市 - 別府市 - 日出町 - 杵築市 - 国東市)主に国道10号・213号を経由する。
- 辻間・日出団地線(別府市 - 日出町)別府市と町内中心部の団地・住宅地を結ぶ。
- 別杵線(別府市 - 日出町 - 杵築市)別府市と杵築市を結び、日出町内では主に国道10号・213号経由。
- エアライナー(日出町 - 国東市大分空港)大分空港連絡バス。
- 国東観光バス - 大分交通グループ。
- 杵大線(大分市 - 別府市 - 日出町 - 杵築市)主に国道10号・213号を経由する。
- ハーモニー線(日出町 - 杵築市)ハーモニーランドと日出駅・杵築駅を結ぶ遊園地アクセス路線。
- 杵築線(日出町 - 杵築市)日出町と杵築市を結ぶ。
- 大交北部バス - 大分交通グループ。宇佐市安心院地区と別府市を結ぶ宇佐市コミュニティバスを運行する(月水金曜日のみ運行)。日出町も通る。
- 国東観光200円バス - 国東観光バスが日出町より委託を受け町内を運行する。
- 日出町コミュニティバス - 6路線あり町内を運行する。路線により運行日が異なる。
道路
編集高速道路
編集- 高規格幹線道路
- 大分自動車道:日出ジャンクション
- 東九州自動車道(宇佐別府道路の区間を含む):速見インターチェンジ - 日出ジャンクション
- 地域高規格道路
- 日出バイパス:速見インターチェンジ - 日出インターチェンジ
- 大分空港道路本線および延伸部:日出インターチェンジ - 藤原ジャンクション
一般国道
編集県道
編集- 主要地方道
- 一般県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集名所・旧跡・観光スポット
編集- 早水台遺跡
- 日出若宮八幡神社
- 横津神社
- 松屋寺 - 「日本一の大蘇鉄」とも言われる松屋寺の大蘇鉄は国指定天然記念物。
- 龍泉寺 - 瀧家及び瀧廉太郎の墓がある。
- 日出城址
- 致道館(日出藩校)
- 的山荘 - 重要文化財。
- 日出の大サザンカ - 日出町立日出中学校の敷地内。大分県指定天然記念物。
- 魚見桜 - 日出町指定天然記念物。
- ハーモニーランド
- 糸ヶ浜海浜公園
- 大神基地跡
-
日出の大サザンカ
-
糸ヶ浜海浜公園の海岸
祭事・催事
編集- 城下かれい祭り
出身有名人
編集脚注
編集- ^ a b 日出町人口ビジョン 改訂版 日出町
- ^ 大分県の人口推計報告 平成24年版 (PDF) 大分県
- ^ 森川洋「九州における「平成の大合併」の比較考察(中) (PDF) 」 自治総研 2012年6月号[リンク切れ]
- ^ 市町村合併:新市名でこじれるケースも 社団法人行革国民会議、2004年7月23日
- ^ 「イスラム土葬墓地建設「断固反対」の安部氏が初当選 大分・日出町長選「将来リスクある」」『産経新聞』2024-8-25
- ^ 2012年4月1日、従来の日出警察署と杵築警察署を統合して発足した。
- ^ 日出町の交通マップ (PDF)
外部リンク
編集- 日出町
- 大分県日出町 (@hijimachi) - X(旧Twitter)
- 日出町観光情報