塩田丸男

1924-, 作家、評論家。

塩田 丸男(しおだ まるお、1924年大正13年〉7月27日 - )は、日本の元新聞記者作家政治評論家

しおだ まるお

塩田 丸男
生誕 (1924-07-27) 1924年7月27日(100歳)
日本の旗 日本 山口県豊浦郡豊北町(現・下関市
職業 作家、政治評論家
配偶者 塩田ミチル (2015年死別)
子供 塩田ノア
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来歴

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1924年大正13年)、山口県豊浦郡豊北町(現在の下関市)生まれ。國學院大學中退。読売新聞記者、文化放送ニュースキャスター、テレビ朝日ニュース解説者などを経て、作家・評論家となった。

サラリーマンをテーマにしたエッセイやテレビ出演で人気を得たが、1995年フジテレビワイドショーおはよう!ナイスデイ」に出演した際、NHK連続テレビ小説春よ、来い」で主役だった安田成美の降板問題に対して行った発言で、レギュラー出演していた全てのテレビ番組から降板する事態になった。

小説、エッセイなどに食をテーマとした諸作品があり、グルメとしても知られる。代表作に「臆病者の空」(第89回直木賞候補作)、「天からやってきた猫」(新潮社刊、NHK銀河テレビ小説原作)など。1992年平成4年)、日本ジャーナリスト大賞受賞[1]

2021年、塩田が療養中であることを娘の塩田ノアTwitterで明かしている[2]

家族

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塩田の妻でもある塩田ミチル(1930~2015)[1][3]、娘のノアもいずれも料理研究家である。

出演

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著作

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  • 『臆病者の空』『死なない鼠』(第89回直木賞候補作)
  • 『天からやってきた猫』(新潮社刊・NHK銀河テレビ小説原作)
  • 住めば団地 : 三百万人の新しい生活』〈フロンティア・ブックス〉、弘文堂、1963年7月10日。
  • 『2DK夫人』 (ポケット文春) 文芸春秋新社, 1964
  • 『いじわる女房操縦法』(プレイ・ブックス) 青春出版社, 1965
  • 『体験的団地生活術 サラリーマンのための生活設計ガイド』オリオン出版社, 1968
  • 『男と女のテクニック』秋元書房, 1969 のち集英社文庫
  • 情報公害 : 危険な情報とはなにかサンケイ新聞社、1970年11月10日。
  • 『おもしろいケチの話が一杯の、たのしいケチの本』ベストセラーズ, 1970 「ケチの天才たち」ワニ文庫
  • 『これで家が持てる 土地探しから資金づくりまで』(ベストセラーシリーズ) ベストセラーズ, 1971
  • 『ビジネスマン夫婦学 夫をバイタルにする21章』日本経営出版会, 1973
  • 『やりくり利殖 ちょっぴり欲が出てくる本』(アップブックス) 文潮出版, [1974
  • 『やどかりの森』光文社, 1974
  • 『お金びっくり事典 ヘンな話からトクする話まで』 (アップブックス) 文潮出版, 1974
  • 住まいの戦後史 日本の住宅問題サイマル出版会、1975年。
  • 『出世どころじゃない 感情的サラリーマン論』大和出版, 1976 「感情的サラリーマン論」新潮文庫
  • 『不安時代の生きがい サラリーマンの新・行動哲学』(Ohtemachi books) 日本工業新聞社, 1976.7
  • 『女房の旧姓 自伝的夫婦論』鎌倉書房, 1977.10 のち中公文庫
  • 『新・モーレツ時代がやってきた 七転八起 男の哲学』日本経営出版会, 1977.5
  • 『ダメなのはどっちだ 感情的サラリーマン論』(U books) 住宅新報社, 1977.5
  • たたみとカワラ 住まいの日本文化論』ダイヤモンドセールス編集企画、1977年6月6日。
  • 『辞書にでていない言葉の雑学事典』毎日新聞社, 1978 のち文春文庫
  • 『人を魅きつける話し方 豊かなふれ合いのために』(Yomi book) 読売新聞社, 1978.12 「口下手は損ですか 面白い話をするための12章」(文春文庫)
  • 『一社懸命 会社人生を考える』プレジデント社, 1979.5 のち旺文社文庫
  • 『こんな女は鼻持ちならん』主婦の友社, 1980.10 のち集英社文庫
  • 『天からやって来た猫』新潮社, 1980.11 のち文庫 
  • 『女にわかるか!男のホンネ』主婦の友社, 1980.4 のち集英社文庫
  • 上司の論理・部下の論理 タテ・ヨコ・ナナメの人間関係PHP研究所、1980年5月31日。NDLJP:11982868「上司のホンネ部下のタテマエ」(集英社文庫)
  • それでもオレは課長になりたいけいせい出版、1980年9月20日。 のち集英社文庫
  • 『ジョーク雑学大百科』新潮社, 1981.12 のち文庫
  • 『マージャン人生論 パイに映った人間模様』けいせい出版, 1981.3
  • 『めげない男』ダイヤモンド社, 1981.5 「男はみんな恋しん坊」(中公文庫)
  • 抜擢の論理 同期に差をつける日本的出世術徳間書店、1981年6月30日。 のち新潮文庫
  • 新・夫婦の行動学 元気よく働き、気分よく暮す方法大和書房、1981年8月10日。
  • 『出処進退の人間学』PHP研究所, 1982.10 のち新潮文庫
  • 会社人間でなにがワルい』サンケイ出版、1983年12月30日。「オレが主役男は勝負 最近ビジネス事情」 (集英社文庫)
  • 『男はそれを我慢できない』新潮社, 1983.4 のち文庫
  • 『事情通になる本 奇学・雑学・珍学大百科』PHP研究所, 1983.5
  • 『男の掟・会社の掟 負けない・辞めない・あわてない もっと上手に生きてみよう!』PHP研究所, 1983.8 「負けない・辞めない・あわてない サラリーマンとして強く、人間として正しく」(PHP文庫)
  • 『オトコの四季報』福武書店, 1984.1
  • 『塩田丸男の男の自信学』ぱるす出版, 1984.4
  • 『女房に読ませたい本』PHP研究所, 1984.6 のち文庫
  • 『超一流、好きですか』講談社, 1985.12 「弁解無用」(講談社文庫)
  • 『社長になるぞ! 長編小説』光文社, 1985.5 「社長になるぞ! サラリーマン・ドリーム小説」(光文社文庫)
  • 「我慢」のビジネス学 折合いの論理・対決の論理』〈PHP文庫〉、PHP研究所、1985年7月4日。
  • スジを通すか、情に生きるか 当世サラリーマン行動学』〈PHP文庫〉、PHP研究所、1985年8月15日。
  • 『男のシンドローム』現代書林, 1986.2
  • 『言わせてもらいます。』PHP研究所, 1986.4
  • 『ぼくは五度めし… グルメ出世小説』サンケイ出版, 1987.3 のち集英社文庫
  • 『ぼくは天然自然主義』(グリーンアロー・ブックス) グリーンアロー出版社, 1987.5
  • 『課長白書』(Sun business) 太陽企画出版, 1987.6
  • 『美女・美食ばなし』(集英社文庫) 1988.11
  • 『朗働のすすめ 上司に強くなる部下を強くする』世界文化社, 1988.4
  • 『天下のヤジウマ』新潮社, 1988.5
  • 『愛妻物語』毎日新聞社, 1988.7
  • 『サラリーマンよ、星を見て歩め』(ダルマブックス. ダルマ・ビジネス) 佼成出版社, 1988.7
  • 『あるグルメ伝』光文社, 1989.11
  • 『人間大好き、雑談大好き』リクルート出版, 1989.2
  • 『ビジネスマンのための四字熟語の処生訓』PHP研究所, 1989.6 「四字熟語ビジネス処生訓」(PHP文庫)
  • 『塩田丸男の興味しんしん やじうまニュースウォッチング』日本経済通信社, 1989.6
  • 『「人間関係を読む」キーワード』リクルート出版, 1990.1
  • 『やじうま塩田のピリ辛とーく』全国朝日放送, 1990.10
  • 『ふぐと人妻』徳間書店, 1990.3
  • 『どこへ行くのヨ、日本人 塩田丸男の正論・暴論』スコラ, 1991.10
  • 『嘘 その「ホント」と「ウソ」』日本商工振興会, 1991.4
  • 『新・人間講座 人が見える心が読める Encyclopedia』編著. 日本実業出版社, 1993.10
  • 『天下の正論ジジイの暴論』(ワニの本) ベストセラーズ, 1993.2
  • 『大道すたれて本音有り こんなニッポンに誰がした』PHP研究所, 1993.4
  • 『朝礼のネタ365日 賢者の名言・名句でつづる 内容・人物・日付でひける不朽のキーワード』編 (NKビジネス) 日本経済通信社, 1994.1
  • 『死語読本』白水社, 1994.7 のち文春文庫
  • 「耽溺れる女』 (ノン・ポシェット) 祥伝社, 1995.10
  • 『十七文字の禁じられた想い 戦争が終った日の秀句一〇〇〇』編著. 講談社, 1995.8
  • 『文章毒本』白水社, 1996.7
  • 『紳士の台所 料理は人生の大きな快楽である』(マイライフシリーズ グラフ社, 1997.10
  • 『ぐでん愚伝 酒に惚れた男の言い分』読売新聞社, 1997.11
  • 『闘え!経営者 塩田丸男の苦言・提言・チョット予言』日本経営協会総合研究所, 1997.9
  • 『妻との人生に悩む夫のための本 男として夫としてスッキリ解決するための知恵』中経出版, 1998.5
  • 『夫との人生に悩む妻のための本 女として妻としての幸せを確かに掴む知恵』中経出版, 1998.5
  • 『人体表現読本』白水社, 1998.7 のち文春文庫
  • 『言いわけ読本』白水社, 2000.3
  • 『心に染みいる日本の詩歌 諳んじたい名作一八二選』グラフ社, 2002.12
  • 『いのちの素』新潮社, 2002.2
  • 『フグが食いたい! 死ぬほどうまい至福の食べ方』(講談社+α新書) 2003.9
  • 『ニッポンの食遺産』小学館, 2004.4
  • 『歌で味わう日本の食べもの』白水社, 2005.2
  • 『食べる日本語』(講談社+α新書) 2006.5
  • 『マユツバ語大辞典』(新潮新書 2007.10
  • 『思わずニヤリ。「チョット知的な」ことわざ学』赤星たみこ絵. 技術評論社, 2007.5
  • 『日本詩歌小辞典』白水社, 2007.9
  • 『すこやかに老いる』 (NHKシリーズ. NHKこころをよむ) 日本放送出版協会, 2010.7
  • 『人生は「道連れ」 こころをよむ』 (NHKシリーズ. NHKラジオテキスト) NHK出版, 2012.10

共著・監修

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  • 『コツを伝授します 器用人間の知恵袋』(ベストセラーシリーズ) 安田ヨリコ,蒲田春樹共著. ベストセラーズ, 1972
  • 『夫婦で乾杯 おもしろ酒話と自慢の肴』塩田ミチル共著. 主婦の友社, 1983.11
  • 『夫婦は中年からがおもしろい』 (ライフ・カレント) 塩田ミチル共著. PHP研究所, 1983.5
  • 『味はみちづれ』塩田ミチル共著. 新潮社, 1985.4
  • 塩田丸男. 塩田ミチル『夫と妻の会話学 「これでも夫婦?」 「これで夫婦!」』かんき出版、1986年1月15日。
  • 『塩田丸男・塩田ミチルのこんな家庭で暮らしてみたい』塩田ミチル共著. フォー・ユー, 1987.10
  • 『人を動かす名言名句集 (ビッグマンスペシャル. 21世紀に生きる) 鈴木健二共監修. 世界文化社, 1998.11
  • 『人を動かすスピーチ・挨拶・手紙集 (ビッグマンスペシャル. 21世紀に生きる) 鈴木健二共監修. 世界文化社, 1999.10
  • 『塩田さんちの腕まくり』ミチル・ノア共著. 朝日新聞社, 1999.12
  • 『人を動かす四・三・二字の熟語集 (ビッグマンスペシャル. 21世紀に生きる) 鈴木健二共監修. 世界文化社, 1999.5
  • 『「入選する俳句」のつくり方 投句から始める俳句上達術のススメ』大栄総研・俳句入選研究プロジェクト 編著, 監修. 大栄出版, 1999.7

翻訳

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脚注

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  1. ^ a b 塩田丸男 | 著者プロフィール”. www.shinchosha.co.jp. 新潮社. 2024年2月1日閲覧。
  2. ^ ateliernoasの2021年7月10日のツイート2021年8月11日閲覧。
  3. ^ 塩田ミチルさん プロフィール”. みんなのきょうの料理. NHKエデュケーショナル. 2020年11月2日閲覧。