SoftBank 001HT
(HTC Desire HDから転送)
HTC Desire HD、Softbank 001HT(でざいあえいちでぃー、そふとばんくぜろぜろいちえいちてぃー)はHTCが開発しソフトバンクモバイルが販売するW-CDMA及びGSM通信方式に対応するAndroid OSを搭載したスマートフォン。2010年11月12日発売。
キャリア | ソフトバンクモバイル |
---|---|
製造 | HTC |
発売日 | 2010年11月12日 |
概要 | |
OS | Android 2.2 (Android 2.3.3へのアップデートに対応) |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8255 1GHz |
音声通信方式 | SoftBank 3G(W-CDMA) GSM (900/2100MHz(W-CDMA) 850/900/1800/1900MHz(GSM)) |
データ通信方式 | HSDPA GPRS EDGE IEEE 802.11b/g/n(Wi-Fi) |
形状 | ストレート・タッチパネル |
サイズ | 68×123×11.8mm |
質量 | 164 g |
連続通話時間 | W-CDMA網:約320分 GSM網:約371分 |
連続待受時間 | W-CDMA網:約401時間 GSM網:約384時間 |
充電時間 | 約150分 |
バッテリー | 1,230mAh |
外部メモリ | microSDHC 32GBまで対応 |
日本語入力 | iWnn IME 1.40 |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
テザリング | なし |
Bluetooth | Bluetooth ver. 2.1+EDR |
放送受信機能 | FM放送 |
外部接続 | microUSB ⌀3.5 イヤホンマイク端子 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | WVGA (800×480ドット) |
サイズ | 4.3インチ |
表示色数 | 65,536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 800万画素CMOS |
機能 | オートフォーカス デュアルLEDフラッシュ 720p動画撮影 |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ダークブラウン | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
概要
編集- 4.3インチの静電式タッチパネルを搭載した全面タッチパネルのタブレットデザインのスマートフォンである。
- HTCは、DesireやNexus Oneのディスプレイをソニー製Super LCDに変更。(X06HTIIから)。サムスン電子から十分な量の有機ELディスプレイの供給を受けられなかったための変更とみられている[1]。
- カメラはLEDフラッシュが二つ付き、720p動画が撮影可能。
- ドルビーモバイルとSRS WOW HDが搭載され、音質が向上。
- HTCが無償で提供するクラウドサービスのHTC Sense.comに対応。
- 2011年5月12日よりAndroid 2.3.3へのアップデートを開始。それに伴い、独自のUIであるHTCSenseも2.0から2.1へアップデートされた。
- 当機種を最後に2017年6月のHTC U11まで、HTC製スマートフォンは長らくソフトバンクモバイルから発売されていなかった。
評価
編集Desire HDは一部のユーザーから高い人気を得ており、海外ではカスタムROMが有志によって開発されたり、海外のスマートフォン開発者コミュニティのXDA-Developersなどで多くの情報交換がなされている。また、同時期に登場した日本メーカー製スマートフォンと比べて、スペック(2010年モデルである当機に768MBの大容量RAMや4.3インチディスプレイを採用したハードウェアの設計)が優れていたと評されることもある[2]。
対応サービス・機能
編集主な対応サービス | |||
---|---|---|---|
Twitter | |||
PCサイトダイレクト | |||
デコレメール(Softbank メール2.1より対応) | |||
ミュージックプレイヤー | GPS | ||
世界対応ケータイ | |||
3G ハイスピード (下り最大7.2Mbps) |
不具合
編集2010年5月18日 プリインストールされているメールアプリにおいて、連続したドットが含まれるメールアドレス宛(例 ○○○..○○○@○○.co.jp)にメールを送信した場合に、メールが正しく送信されないことが確認された。