Miitopia
『Miitopia』(ミートピア)は、任天堂より2016年12月8日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。2021年5月21日にはNintendo Switch版が発売された。
ジャンル |
みまもりシミュレーション ロールプレイングゲーム[1] |
---|---|
対応機種 |
ニンテンドー3DS Nintendo Switch |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 河本浩一 |
ディレクター | 伊藤裕一朗 |
デザイナー | 吉川和宏 |
音楽 |
須戸敏之 後田信二 (3DS) 高橋優海 (3DS) 井上萌 (3DS) 鳥井はるこ (Switch) 本田拓滉 (Switch) |
美術 | 関今日平[2] |
人数 | 1人 |
メディア |
3DSカード ダウンロード |
発売日 |
3DS 2016年12月8日 2017年7月28日 Switch 2021年5月21日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:7 |
売上本数 |
3DS 18万3328本(2017年4月)[3] 122万本(2022年12月末時点)[4] Switch 39万本(2022年3月末時点)[5] 179万本(2022年12月末時点)[4] |
その他 | amiibo対応 |
概要
編集プレイヤー自身のMiiや友人・知人などのMiiを本作の登場人物として配役(いつでも変更可能)し、Mii達の冒険を見守りつつサポートするゲーム。このソフトの体験版もニンテンドーeショップで無料ダウンロードでき、各ストーリーの予告を観覧可能[6]。
配役は新しい町に入った時や新たにストーリーに関わる人物が登場した時に行われ、MiitomoのフレンドのQRコードやMiiスタジオ、トモダチコレクション 新生活から選んだり、インターネットに他のプレイヤーが投稿した人気のMiiをダウンロードする事もできる[7]。
本作の開発のテーマが「遊びの最小単位を短くする」。意味は「異なる場所に行って、異なる事件が起きて」と言う要素は後付けで足す形で開発した[2]。
開発
編集この節の文章は日本語として不自然な表現、または文意がつかみづらい状態になっています。 |
河本はMiiのゲームを大規模なコンテンツに仕立てるのは考えていなかったが、「パッケージソフトにして売りたい」との意見を出したことから規模を大きくすることになった。しかし最初は手探りで一つの話に区切りを付けるように考える事を気を使った[2]。
開発のきっかけは『すれちがい伝説』シリーズを多く遊んだユーザーの期待を込めて、同作のパッケージ版を発売する企画から始まった。しかし、全世界で展開する事になる際に、すれちがい通信に苦労する問題があったことや他のRPGにすれ違ったユーザーが登場しても感情移入ができないことから、すれちがい通信を取り入れない事になった[2]。
Miiの使う状況に関してはすれ違ったMiiは相性が合わなかったことから、各ユーザーの知っている限りのMiiは面白さを感じ取れやすいもので完結している[2]。
住人の顔が奪われる設定は制作当初、モンスターのデザインが決まらなかったことから発想した。モンスターに関しては初期設定は怖い妖精のような普通のファンタジーに登場するモンスターを考えていた。数は何十体も作られたが「おもろない」と河本は発言し「Miiの顔を付けると面白いか」という提案を出す。それを聞いた他のスタッフは驚愕し、試験的に付けたところ面白さを感じ取りやすくなったことからモンスターのデザインが決まった。そこから顔が奪われる話を提案し、顔の強奪を目論む大魔王を倒すコンセプトに決まった[2]。
ストーリー
編集ここは、Mii達が平和に暮らしている島「ミートピア」。しかし、その島に大魔王が現れ、町のMii達のカオを奪ってしまった。大魔王によってカオを失い、動けなくなってしまうMii達。大魔王はMii達のカオを使って、様々な怪物を生み出して行く。あなたのMiiは、ひょんなことからカオのついた怪物に対抗する「神の力」を手にし、Mii達のカオとミートピアの平和を取り戻す旅に出ることに。
システム
編集プレイヤーキャラクター
編集本作では、主人公以外の仲間は特定のタイミングで加入し、最大4人までのパーティーを作ることができる。仲間は新たなエリアに行く際に大魔王に連れ去られてしまうが、ストーリーの進行で新たな仲間が加入し、最大9人のMiiが主人公の仲間になる。パーティーのMiiは必ず一つの職業と性格を持っており、ステータスや技は職業で、戦闘中の行動は性格で決まる。性格はいつでも変更可能だが、職業はゲームをある程度進めないと変更できない。Miiごとの職業レベルはそれぞれ独立しており、転職しても前の職業のレベルは変わらない。
職業
編集- 戦士
- HP、攻撃、守備が高く、剣による攻撃が得意。ただし素早さは低く、魔力が低いため魔法攻撃には打たれ弱い。人馬一体の場合、馬と共に突進して攻撃する。
- 魔法使い
- 魔力が全職業で一番高く、強力な攻撃魔法を多数習得できる。HPは低いが「バリアー」で受けるダメージを減らせる。人馬一体の場合、翼を生やした馬が羽ばたき、サンダーボルトを放って敵全体を攻撃する。
- 僧侶
- HP回復の他に状態異常や気絶を治す回復魔法を覚える。確率即死攻撃も可能。人馬一体の場合、翼を生やした馬が羽ばたき、シャイニングで放って倒れた味方全員を復活させることが出来る。
- 盗賊
- 素早さが全職業で一番高い。アイテムを盗めるほか、奇襲や罠で敵の攻撃を回避しつつ攻撃できる。攻撃力は低いが、通常攻撃で全体攻撃が可能。人馬一体の場合、敵全体を攻撃し料理を奪う事ができる。
- アイドル
- 歌などのパフォーマンスで戦いをサポートする。服は唯一男女別々に分けられている(ただし性別とは異なる服にすることも可能)。通常攻撃で全体攻撃可能。人馬一体の場合、味方全員をノリノリ状態にさせる。
- 料理人
- 料理を作り味方を回復できる。攻撃力が高く通常攻撃もこなせるが、戦車同様仲間を巻き込む技があるため怒らせやすい。人馬一体の場合、馬に激辛料理を食べさせて攻撃する。
- ネコ
- 攻撃と素早さが高く、ツメで戦う。全職業で唯一戦闘中に料理を盗む技を覚える。人馬一体の場合、馬にじゃれながら連携攻撃する。
- 小悪魔
- 魔力が高い。フォークによる魔法攻撃や味方と敵の心を揺さぶる技を使う。人馬一体の場合、馬のお尻に槍を刺してから黒い翼を生やし、暴れまくって攻撃する。反動で自らダメージを受ける。
- 科学者
- 魔力が高く、薬とコンピュータによる科学の力で戦う。人馬一体の場合、馬に装備をつけてミサイルを発射して敵全体を攻撃する。
- 戦車
- 攻撃と守備が高いが、素早さが0で固定。強力な砲撃技を覚えるが、味方を巻き込み、怒らせやすい。通常攻撃でもMPを消費する。人馬一体の場合、馬に装備をつけ敵全体を攻撃する。
- 姫
- 敵を弱体化させたり、味方と共に敵の攻撃を回避できる。人馬一体の場合、華麗に踊り味方全員を上機嫌状態に、敵全体の守備力を下げることが出来る。
- 花
- 攻撃・回復魔法を両立している。通常攻撃で全体攻撃できる。人馬一体の場合、味方全員を回復させることが出来る。
- 採用の理由は女性デザイナーが推していた物で一度は没になったものの、開発チーム内用掲示板に「クーデターが起きました」と書き込むほどの革命を起こした。職業の一覧表を出したが「花がいいです」と多く書き込まれ、「海賊」をお蔵入りにする代わりに正式に採用された[2]。
- ヴァンパイア
- 依頼を達成すると手にできる職業。素早さ以外のステータスがバランスよく高い。戦闘で倒れても復活することがあり、仲間にもその力を分け与えられる。通常攻撃で全体攻撃ができる。人馬一体の場合、馬を黒く染めて無数のコウモリで敵を一掃する。
- エルフ
- クリア後の、ガラパス島のボスを倒すと入手できる職業。HPは低いが、攻撃・回復・補助など様々な魔法をこなせる。人馬一体の場合、矢を放ち敵全体を攻撃する。
移動画面
編集本作の冒険はステージ選択方式となっている。ステージに入るとパーティーが自動で道を進み、ステージ内では様々なイベントが起こる。怪物に出会うと戦闘になり、「逃げ帰る」を選ぶか全滅すると宿屋に帰ってしまうため、怪物に勝利しないと先に進めない。道が分かれている時は好きな道を選ぶことができ、どの道を進んでも必ず宿屋に到着する。
戦闘
編集戦闘は素早さが高いキャラが先に行動し、主人公以外の仲間は自動で行動する(主人公も自動で行動させることもできる)。仲が良いMii同士は好きレベルによって「好き行動」をとって助けるが、嫌いなMiiに対しては行動を妨害することもある。ピンチになったMiiには神の力「ふりかけ」を使ったり「安全地帯」に避難させて回復させる事ができる。
ふりかけの導入の理由は本作のジャンルが「みまもりシミュレーション」であることから。プレイヤーにできることはMiiを見守ることであるが、何らかの形で介入できる方法を模索し、プレイヤーの意思でMiiに食べ物を上げる仕様を実験した。しかしプレイヤー側が自由になりすぎると、Miiが食べ物を勝手に食べてしまう時に不満を感じるほど不評になった。他に模索したところ、『トモダチコレクション』の4名の女性デザイナーが本作の開発に合流した際、彼女達から「Miiをなでたい、なでたい」と言い続けた。そこからふりかけのアイデアが生まれ、先述した女性スタッフから好評を博し実現した[2]。
宿屋
編集街道の最後には宿屋があり、そこに着くとMii全員のHPとMPが回復する。宿屋には五つの部屋があり、一つの部屋ごとにMiiを二人まで割り振ることができ、同じ部屋に割り振ったMii同士は好きレベルが上がっていく[8]。
「おこづかいをあげる」ではMiiが装備品やアイテムを欲しがることがあり、お金をあげると欲しい物を買う。装備を買いに行った時はたまに間違ってHPバナナかMPアメを買ってくることがあり、その時にはお釣りは返してくれる。大魔王を倒した後に「カタログ」が追加され、一度入手した装備品を購入できるようになる。
「料理をあげる」では胃袋の許す限りMiiに料理を食べさせて能力を上げることができる。好きなものをあげると早く能力が上がる。料理で上がったステータス値は転職しても引き継がれる。
「ゲームコーナー」ではゲーム券を消費し、アイテムが入手できるルーレットかお金を賭けるじゃんけんのどちらかをプレイできる。
宿屋の導入の理由は苦肉の策で作ったため。RPGにおける拠点であってそこから旅する感覚であるが、ステータスの都合上毎回宿屋に引き返すことが多く、面倒くささを招く恐れや先を進まなければならない目標と進む感じを表現する事を最優先に守るために、ビジネスホテルというコンセプトを挙げて導入した[2]。
Switch版の変更点・追加点
編集- 解像度の上昇
- 3Dポリゴンの増加
- テクスチャの変更
- メイク、ウィッグの追加
- 馬の追加
- デートを追加
- Miiの外部の登録の変更
- 主要人物を除く登場人物を事前に変更可能(旅人の町のおつかい及び仲間になる依頼人は除く)
- 起動した後に一日に1回手紙が届く
- ロード時間の短縮
- 武器と服の見た目を旧装備のまま、中身を新装備にする選択肢の追加
- 怪物追加
- BGM追加
- 勲章追加
- 絶望の塔追加
冒険の舞台
編集ミートピア
編集- サイショーの国
- 最初の舞台。緑の森と王様の城が見える平原。チーズケーキが特産品。
- 敵のレベルは低い。
- トナリーノの国
- 砂漠地帯で、2番目の舞台。
- 今までの仲間は一旦離脱し、新しい職業の仲間3人で冒険を進める。職業が3つ増える。
- エルフの国
- エルフ達が生活している森林で、3番目の舞台。
- ここでも新しい仲間への入れ替わりが行われる。職業が3つ増える。
- 火山
- 4番目の舞台。炎や溶岩に覆われた灼熱の大地。
- これまでに出会った主人公の仲間達が逃げ延びており、主人公は大賢者の力を借りて6人の仲間達のカオを取り戻すことになる。
- 魔王の城
- 火山の最後にある舞台であり、大魔王のいる城。行く途中で3人の仲間達のカオを取り戻すことになる。
- 旅人の町
- 大魔王を倒した後に行ける町。様々な旅人が行き交っているため、様々な情報が飛び込む。
- クリア後は一日一回、3人の旅人が現れ主人公に様々なお願いを依頼する。
- 雪山の国
- 5番目の舞台。氷と吹雪に覆われた極寒の大地。
- フシギの国
- 6番目の舞台。変な色の平原。大魔王の城や砂漠地帯、緑の森といった場所が混ざっている。
- 雲の国
- 7番目の舞台。雲の上にある国。科学が発展しており、工場までも存在する。
- 超摩天楼
- 雲の国の奥にそびえる巨大な塔であり、最後の舞台。
- 魔空間
- 超摩天楼の上空にある舞台だが、普通の人間には入ることができない空間。超魔王が集めた顔のパーツが漂わせる。一番奥には超魔王の間と呼ばれる宇宙のような場所があり、そこに超魔王がいる。
その他
編集- ガラパス島
- クリア後に入れる島。中には凶暴な怪物が潜んでいる。
- ネオンシティ
- クリア後に入れる都市。超魔王が作った怪物の中でも手に負えない強さのものがここに集められており、人々がここに立ち入らないよう元大魔王が呼びかけを行っている。
- ほかの国とは違い、各番街があり初めて訪れた時から全ての番街が解放されている。街のマップを最後まで進めるとボスと対戦が可能となる。ネオンシティのボスは真っ黒な姿をしておりレベルも高い。1日1回対戦可能となっている。
- ある条件を満たすと、ネオンシティのボスと連戦する「恐怖の塔」が解放される。Switch版では、「恐怖の塔」をクリアすると、さらに高難易度の「絶望の塔」が出現する。おすすめレベルは45以上。
登場キャラクター
編集括弧内はSwitch版でのデフォルトネーム。
主要キャラクター
編集- 主人公と9人の仲間
- 本作の10人の主人公。それぞれMiiの姿をしている。
- 仲間は序盤3つの国でそれぞれ3人ずつ登場し、4つ目の国で最終的に合流する。
- 神
- ミートピアを救おうとする主人公に怪物と互角に戦える「神の力」を授けた存在。最後まで姿を現さないため、Miiを配役することはできない。
- バナナ工場員 / 大魔王(ドイル)
- 魔王の呪いに憑依され、大魔王となったMii。過去にHPバナナ工場で働き詰めの生活に思い悩み、その心の隙を魔王の呪いに唆されて大魔王にされてしまった。主人公達の活躍で元に戻れたが、超魔王にカオを奪われ、大魔王の幻影にされるものの主人公に再び救出された。クリア後はネオンシティに人が迷い込まないよう注意するバイトを始める。
- 大賢者 / 超魔王(インテロ)
- 世界を旅する腕利き魔法使いのMii。敬語で話す。背が高い。大魔王に襲われた主人公を助け、以降も主人公の旅の手助けをしてくれる。4つ目の国では主人公と合流し、共に戦うことになる。だが大魔王が倒された直後、主人公が魔王の呪いに憑依されそうになったがそれを庇い超魔王になってしまう。超魔王が倒され解放された後は魔王の呪いを拘束し、彼の措置を主人公に任せる。魔王の呪いを救う選択をすると、彼に償いをさせるために引き取る。エンディングのキャスト紹介では魔王の呪いと旅をしている様子が描かれている。
- 魔王の呪い
- 突如ミートピアに現れMii達のカオを奪って怪物を生み出し、ミートピアを脅かす邪悪な存在であり、全ての黒幕。最初はバナナ工場員に憑依し大魔王として操っていた。一度は主人公に敗れたが大賢者に憑依してしまう。戦闘では右手・左手・本体の三部位に別れ、主人公と9人の仲間が3チームに分かれて戦う。
- 彼もかつては一人のMiiだったが、誰にも相手にされない孤独な日々を過ごしていた。その原因は無個性なカオにあると思い込み、自らカオを捨てたせいで存在を保てなくなり、負の感情に囚われ魔王の呪いとなってしまった。
- 魔王の呪いを救う選択をした後、一定の条件を満たすとネオンシティに現れ恐怖の塔を解放する。
- 馬
- Switch版で追加。怪物に襲われそうになったところ主人公達によって助けられた馬。助けられた恩を返す為、同行することを希望し仲間となる。好きレベルが上がれば戦闘面でもサポートしてくれる心強い味方。主人公との好きレベルを上げれば、MPを全消費する代わりに強力な効果を及ぼす技「人馬一体」を習得出来るようになる(効果は職業により変動)。名前を付けられるほか、性別と容姿を変更することが出来る。
サイショーの国
編集- サイショーの王(ジョバンニ)
- サイショーの国の王。少々頼りない面があるが、国民から親しまれている。食べる事が大好きで、いつも骨付き肉を頬張っており、あまりにも巨体なため二人の兵士に支えてもらっている。魔王に姫共々カオを奪われたが、主人公に助けてもらう。その後は超魔王にもカオを取られてしまう。
- サイショーの姫(マリアンヌ)
- サイショーの王の一人娘で、国一番の美女と評判。トナリーノの王子と結婚する事になっているが、本人は貴族の息子の事を想っている。
- 落ちぶれた貴族の息子(ユウタ)
- サイショーの国の街に隠れ住む青年で、恋人である姫の幼馴染。親の借金に追われているが、時々姫と会っている。サイショーの城が襲撃された時には悪夢の塔へと向かい、姫のカオが付いた怪物には歯が立たなかったものの、その勇気が認められて姫との交際が認められた。
トナリーノ王国
編集- トナリーノの王子(リナトン)
- トナリーノの国の王子で、サイショーの姫の婚約者。女王である母親と自分の事が好き。傲慢かつ自己中心的な性格で、主人公達は彼に苛立ち呆れ果てる。サイショーの城が襲撃された時は泣きながら逃走するという醜態を晒し、姫との婚約を破棄する事態となる。その後トナリーノの国では、ランプの魔人に唆されてランプから解放してしまい、ランプを主人公に押し付ける。
- ランプの魔人(ジンジン)
- トナリーノ砂漠を我が物顔で暴れる乱暴者。過去に大賢者によってランプに封印されたが、失恋したトナリーノの王子を唆して封印を解き、町の財宝を奪う。主人公によって再びランプに封印されそうになるも主人公に許してもらい、改心する。その後は大魔王にカオを奪われ、主人公に救出されるとエルフの国への道を塞ぐ岩を吹き飛ばしてくれる。
- 悩む探検家(タケシ)
- お宝を探して世界を探検しているが、一度も宝を見つけたことがない。時折主人公の前に現れ、隠された道を教える。旅人の町に現れることがあり、経験値やお金を大量に落とす怪物を倒すお願いをしてくる。
エルフの国
編集- 大妖精三姉妹
- エルフ達を束ねる三姉妹。長女(イザベル)は色っぽい大人の女性で、次女(ニーナ)は内気だが心優しい少女、末っ子(サンドラ)は可愛らしいワガママ娘。
- エルフの国を襲撃した大魔王を三人がかりで追い出したが、安心した隙を突かれ、長女と次女が怪物達にさらわれてしまう。長女と次女が救出されると東の門を開けるが、今度は末っ子が大魔王にカオを奪われてしまう。末っ子が救出されると道を開ける。その後超魔王に三姉妹全員のカオを奪われるが、主人公が助ける。なお、末っ子は旅人の町に現れることがあり、お菓子を持つ怪物探しを依頼する。
火山
編集- ドラゴン
- 白い体色をした細身のドラゴン。大魔王の手下にされてしまったが主人公に助けられ、暴れ疲れて眠りにつく。大魔王が倒された後は主人公達を世界各地に運んでくれる。
旅人の町
編集- 町の情報屋
- 世界中の旅人から集めた情報を握る情報屋。主人公の称号を確認させてくれる。
その他
編集- 旅する写真家(トルゾー)
- カメラの被り物をしているカメラマン。プレイヤーの戦闘画面、その中でも攻撃されている所などを写真に撮り、戦闘後に販売する。
- ミスタークイズマン(ナンモン)
- クイズが趣味の放浪者。様々なクイズをプレイヤーに出題し、正解すると景品をくれる。
- どこでもポストマン(タッキュー)
- 手紙の被り物をしている郵便配達人。どんな危険な場所にでも手紙をお届けする。
- 旅する美食家(グルメール)
- 美味い料理を求めて旅をし、プレイヤーに料理を分け与えてくれる。
- 任天堂ファン(マリコ)
- マリオシリーズのキャラのコスプレをしている任天堂の大ファンで、amiiboを読み込ませると対応する任天堂キャラの服をくれる。
- (ただし、どうぶつの森シリーズのカード型amiiboなど、一部は非対応。)
- ミステリー調査員(ミノリ)
- クリア後にガラパス島へ行くと出会える。新発見を求めてミートピア中を飛び回る。悩む探検家の妹。
脚注
編集出典
編集- ^ | Nintendo Switch | 任天堂
- ^ a b c d e f g h i j 「『Miitopia(ミートピア)』開発スタッフインタビュー」『Nintendo DREAM』第274巻2017年2月号、徳間書店、20-25頁、雑誌07113-02。
- ^ 『Nintendo DREAM vol.278』徳間書店、94頁。ランキング研究所。
- ^ a b 2023CESAゲーム白書 (2023 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2023). ISBN 978-4-902346-47-3
- ^ “任天堂株式会社 2022年3月期 決算説明資料” (PDF). 任天堂 (2022年5月10日). 2022年5月10日閲覧。
- ^ “Miitopia:好きなMiiであそぶ”. 任天堂株式会社 (2016年12月8日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ “Miiを1人も作らずに遊べる!?『Miitopia』の「みんなのMii」機能をご紹介。紹介映像も本日公開!”. 任天堂株式会社 (2016年12月8日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ “Miitopia:宿屋でMiiたちのサポート”. 任天堂株式会社 (2016年12月8日). 2016年12月8日閲覧。
外部リンク
編集- Miitopia 3DS版
- ミートピア Switch版
- Miitopia - YouTubeプレイリスト