ジュピターエンタテインメント
ジュピターエンタテインメント株式会社(Jupiter Entertainment Co.,Ltd.)は、ケーブルテレビ・CS放送向けの2つのチャンネル、およびビデオ・オン・デマンドサービス「J:COMオンデマンド」(現・「J:COM STREAM」)を運営するJCOMの100%出資子会社。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 |
設立 | 1989年3月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001129444 |
事業内容 |
ケーブルテレビ局、及びデジタル衛星放送向け番組供給事業 ケーブルテレビ局向けビデオ・オン・デマンド事業 |
代表者 | 代表取締役社長 寺嶋博礼 |
資本金 | 17億8,800万円(2007年9月1日現在) |
従業員数 | 62名(2008年8月1日現在) |
主要株主 | JCOM 100% |
沿革
編集- 1989年(平成元年)
- 3月 - 住友商事の子会社、株式会社ケーブル・ソフト・ネットワーク(CSN)設立。
- 10月 - 「CSN エンターティメント・チャンネル」の通信衛星による配信を開始。
- 1993年(平成5年)- 米TCI[注釈 1]が資本参加。
- 1994年(平成6年)4月 - チャンネル名を「CSN1ムービーチャンネル」に変更。
- 1996年(平成8年)3月 - 住友商事とTCIによるジュピター・プログラミング(JPC、現・JCOM メディア事業部門)設立に伴い、その子会社となる。
- 2000年(平成12年)9月 - JPC、100%子会社の株式会社ララ・メディア設立。「LaLa TV」(現・「女性チャンネル♪LaLa TV」)放送開始。
- 2002年(平成14年)12月 - CSN、ララ・メディアと合併、社名をジュピターエンタテイメント株式会社に変更。
- 2004年(平成16年)
- 2月 - CSN1ムービーチャンネルを現在の「ムービープラス」に変更。
- 5月 - ジュピター・テレコム、JPC、住友商事、リバティメディア・インターナショナルにより、ビデオ・オン・デマンド向けコンテンツ供給会社・ジュピターVOD株式会社設立。
- 2005年(平成17年)1月 - ジュピターVOD、「J:COMオンデマンド」サービス開始。
- 2006年(平成18年)8月 - J:COMなど一部のケーブルテレビ局向けにHDTVによる「ムービープラスHD」の放送開始。編成は従来のムービープラスと同一(サイマル放送)である。
- 2007年(平成19年)
- 4月 - J:COMにてLaLa TVのHDTV版である「LaLa HD」放送開始(LaLa TVのサイマル放送)。
- 11月 - ジュピターVOD(ジュピターテレコム100%出資)を合併。
- 2008年(平成20年)4月 - e2 by スカパー!(現・スカパー!)にてムービープラスHD、LaLa HDの放送を開始。
- 2012年(平成24年)1月 - LaLa TVが「女性チャンネル♪LaLa TV」、LaLa HDが「女性チャンネル♪LaLa TV (HD)」にそれぞれチャンネル名変更。
- 2018年(平成30年)11月 - WEBメディア「映画評論・情報サイトBANGER!!!(バンガー)」を設立。
- 2023年(令和5年)8月1日 - 本企業と旧ワーナーメディア系のターナージャパン、旧ディスカバリー系のディスカバリー・ジャパンが統合。「ディスカバリー・ジャパン」として運営することになった[1][2]。
- 2024年(令和6年)4月 - 「ディスカバリー・ジャパン」への事業譲渡が完了したため、解散[3]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 1999年AT&Tと合併、メディア部門「リバティメディア」は2001年独立、2005年の海外部門分離によりリバティ・グローバルに承継。
出典
編集- ^ “J:COMとワーナー・ブラザース・ディスカバリーが日本での戦略的提携を拡大ディスカバリーチャンネル、アニマルプラネット、カートゥーン ネットワーク、MONDO TV、旅チャンネル、ムービープラスおよびLala TVの7チャンネルを合弁会社で一括運営へ”. JCOM株式会社 (2023年8月8日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ “JCOM、米ワーナーと提携拡大 「放送+配信」模索”. 日本経済新聞 (2023年8月8日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ジュピターエンタテインメント株式会社解散のお知らせ”. JCOM株式会社 (2024年1月4日). 2024年1月5日閲覧。