上里町は3月7日、埼玉県交通安全対策協議会から「交通安全市町村」として表彰されたことを報告した。
山下博一上里町長から「交通安全広報大使」委嘱状を受け取る金杉記明さん
埼玉県県民健康センターで2月18日に行われた「交通安全功労者等表彰式」で、埼玉県交通安全対策協議会長の大野元裕埼玉県知事から、交通安全に積極的に取り組み、交通事故の防止に尽力した市町村で、他の市町村の模範となる活動を続けている、新座市、ふじみ野市、蓮田市、横瀬町、上里町の5市町村に表彰状が贈られた。
同町役場の町長室で行われた報告会には、同町交通安全広報大使の金杉記明(もとあき)さん、本庄地区交通安全協会長の木村達夫さん、同町広報大使の清水祐子さんらが出席した。
席上、山下博一上里町長から金杉さんに「上里町交通安全大使」委嘱状の交付が行われた。任期は2025年2月1日~2026年1月31日。委嘱状は山下町長と平谷(ひらや)隆行本庄警察署長の2人から交付された。
金杉さんは昨年も「交通安全大使」を務めており、昨年12月4日にイオンタウン上里で行われた本庄警察署主催の「冬の交通事故防止運動出発式」では、安全安心な交通社会の実現に向けて「交通安全宣言」を行った。
同町くらし安全課によると「上里町での人身事故件数は、2022年は97件、2023年は86件、2024年は60件。3月4日時点で、535日間、交通死亡事故ゼロを更新中」だという。