![装甲騎兵 ボトムズ VOL.1 [DVD]]({"https://m.media-amazon.com/images/I/31DYMXNKK3L._AC_.jpg":[192,135]})
初めてみてから30年！大人になって見るとより面白い(笑)まずは1から順番にゆっくり子供と見ています。
傑作SF大河（╹◡╹）DVD
34年も前の作品に躊躇する方へ ネタバレを避けつつ魅力を挙げます［小学時のTV体験以来 全話を初見出来たのはレンタル解禁時。今回DVD版再TRY。コレクター的には、画質は大画面だとザラつきが目立つ。放送時の525ブラウン管、電波ゴーストを鑑みれば…勿論クリアな画ですが、商品として 2007年releaseなら、もっとリマスタリング出来たのでは？BR化があれば 興味あります ジャケも〝リアルロボ〟押し で揃えたくなる衝動はあります］◉先ず 画の古さは否めない…が、其れを補う〝職人技が満載〟◯メカが動く！: ガンダムから4年、スピード感を重視し セル画でも躍動させる仕掛け ex.人が乗り操縦するロボットとして実感できる最小サイズ、ローラーダッシュ、ジグザグスラローム、接近戦のガトリングパンチetc. +スコープ、網膜投影ゴーグル、ミッションディスク等の緻密さが ＝当時の子ども+モデラーに刺さる。つかみはOK!◯声優陣の名演技 : 寡黙でストイックなNewヒーロー像、故に主人公へ投影し易く 絡むサブキャラが魅力的に映える。とっつぁん、バニラの名調子な日活系コミカルな掛け合いが人情味溢れ~ 冷徹不敵な将校ロッチナは 渋く鋭い~数々の名台詞 演技合戦が緩急を生みドラマへ誘う。後の実力派 大物声優が揃い踏み。◯音楽・音が妙味 : op endは最高傑作 劇伴も「タクシードライバー」な気怠さを筆頭に楽器音を生かし世界観にハマる。効果もメカのギミック・重量感を補填（欲を言えばstereoで聴きたい！モノステは仕様）◯飽きない舞台設定 : 悪徳市街地 ベトナム的ジャングル 孤立の宇宙 砂漠…と、物語も章立てて起伏ある展開●今作の根幹 – 鮮度を保つ魅惑的な登場人物が織り成す〝分厚い群像劇〟先に触れましたが、キャラが骨太。只々主人公に立ちはだかる ご都合主義の気狂いモンスターじゃなくて、敵にも味方にも各々アイデンティティ・理由があり自立してる。よって敵対するのを諦めたり 和解したり 人間臭い「このキャラはどんな過去を背負ってるのかな」と想像甲斐があり、小悪党にさえ愛着が湧く。象徴的キャラは、大本命のヒロイン フィアナ。強化人間でありミステリアスでレプリカントな美しさは34年経っても健在、人間味に溢れている。鳴き叫ぶ強化人間の拷問を量産してきた富野ワールドと一線を画すのも個人的に救いだ。86年連載のFSSにも影響を与えてる●再視聴する意味 – 当時 殆んど理解されていない〝盛り沢山のテーマ〟子ども達を切り捨てた分かり難い相関図と大人な題材 ex.人体実験 暴力 腐敗 革命 愛 人工知能 etc. 年齢制限的ハードルの高さに、古参を自認するファンも改めて挑戦する価値がある。実際 低視聴率で4クール保ったのはプラモの売れ行きが好調だったため。自分もドラマそっちのけで スコープドッグ（お菓子模型）で遊んでましたw 83年家庭用VIDEO普及率はβ全盛で12%程、タイマー予約も困難な時代、毎回17:55 TVの前にスタンバれる大人はどれ程か。ガンダム再放 大ブレイクもあり、今作も当時の中高大生に鮮烈なインパクトを与えた筈。だけど、内容も汲み取れた強者はどのくらい居たでしょうか⁈ 高橋良輔 監督・スタッフの 反骨的エゴイズム・野心作でもある。昨今のTVコンプライアンスの平板さから、尖った姿勢がレガシーとして浮き出ます。現在primeでもイッキ見出来ちゃう。お気軽にw以下 定評ある予告ナレーションを抜粋「クメンでの旅が終わる 振り返れば遠ざかる緑の地獄 友よさらば 薄れゆく意識の底に仁王立つ数々の修羅像 耳に残る叫喚 目に焼き付く炎 次の旅が始まる 旅と呼ぶにはあまりに厳しく あまりに悲しい過去に向ってのodyssey。 次回 「暗転」キリコは次の巡礼地に向かう…」って、大人でも難しい文言（笑）熱量が半端ない‼︎◯映画好きなら尚愉しめる – 元ネタ探し「ブレードランナー」「ランボー」「地獄の黙示録」「2001年宇宙の旅」今でこそ 皆が馴れ親しむキラータイトルですが、当時のマニア最先端を貪欲にアニメに取り入れた情報網・センスは凄い。創作で繰り返される模倣と進化を再認識し、腑に落ちる事ができます。◉52話の大作を乗り切る為の〝80's萌え〟要素 (๑╹ω╹๑ ) 実は有ります※以下〜ちょっぴりネタバレを含みます 因みに 写真は私のTV画面を撮ったものです。❤︎マスコット的キャラのココナ（16）が大人の表情を魅せる 第2章クメン編。兵士が通うbarでシンガーも兼ねる。この歌がヤバイ！ディキシーjazz pianoの調べに乗せ 切なくも優しい癒しの美声を披露してくれます。25秒の一瞬ですが、鷲掴みにされます♡❤︎coolなフィアナ様が魅せる素の笑顔♡ 第2章クメン編。意外な特技も披露し、野郎共は嫁にしたくなる♡ 無粋なキリコは 的外れな一言を申します❤︎サンサ編 宇宙冒頭 船内で二人きりになり…キリコが洋酒とフラスコグラスを持ってきて 乾杯✴︎ いつになく見据えた目のキリコくん。刹那 衝撃の行動で、フィアナを悦ばせる…10代なのにXXX（焦る） 身体張ったキリコが画面を掻っさらいます♡Ohズルい！（嫉妬）お愉しみに〜 ヾ(๑╹◡╹)ﾉ"完結の最終話まで辿り着けば、後発のOVAを余裕持って鑑賞出来ます。先ずは本家TVシリーズ「V≠bottoms」（最低な奴ら）を是非。
上位レビュー、対象国： 日本
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- 2017年10月22日に日本でレビュー済み34年も前の作品に躊躇する方へ ネタバレを避けつつ魅力を挙げます
［小学時のTV体験以来 全話を初見出来たのはレンタル解禁時。今回DVD版再TRY。コレクター的には、画質は大画面だとザラつきが目立つ。放送時の525ブラウン管、電波ゴーストを鑑みれば…勿論クリアな画ですが、商品として 2007年releaseなら、もっとリマスタリング出来たのでは？BR化があれば 興味あります ジャケも〝リアルロボ〟押し で揃えたくなる衝動はあります］
◉先ず 画の古さは否めない…が、其れを補う〝職人技が満載〟
◯メカが動く！: ガンダムから4年、スピード感を重視し セル画でも躍動させる仕掛け ex.人が乗り操縦するロボットとして実感できる最小サイズ、ローラーダッシュ、ジグザグスラローム、接近戦のガトリングパンチetc. +スコープ、網膜投影ゴーグル、ミッションディスク等の緻密さが ＝当時の子ども+モデラーに刺さる。つかみはOK!
◯声優陣の名演技 : 寡黙でストイックなNewヒーロー像、故に主人公へ投影し易く 絡むサブキャラが魅力的に映える。とっつぁん、バニラの名調子な日活系コミカルな掛け合いが人情味溢れ~ 冷徹不敵な将校ロッチナは 渋く鋭い~数々の名台詞 演技合戦が緩急を生みドラマへ誘う。後の実力派 大物声優が揃い踏み。
◯音楽・音が妙味 : op endは最高傑作 劇伴も「タクシードライバー」な気怠さを筆頭に楽器音を生かし世界観にハマる。効果もメカのギミック・重量感を補填（欲を言えばstereoで聴きたい！モノステは仕様）
◯飽きない舞台設定 : 悪徳市街地 ベトナム的ジャングル 孤立の宇宙 砂漠…と、物語も章立てて起伏ある展開
●今作の根幹 – 鮮度を保つ魅惑的な登場人物が織り成す〝分厚い群像劇〟
先に触れましたが、キャラが骨太。只々主人公に立ちはだかる ご都合主義の気狂いモンスターじゃなくて、敵にも味方にも各々アイデンティティ・理由があり自立してる。よって敵対するのを諦めたり 和解したり 人間臭い「このキャラはどんな過去を背負ってるのかな」と想像甲斐があり、小悪党にさえ愛着が湧く。象徴的キャラは、大本命のヒロイン フィアナ。強化人間でありミステリアスでレプリカントな美しさは34年経っても健在、人間味に溢れている。鳴き叫ぶ強化人間の拷問を量産してきた富野ワールドと一線を画すのも個人的に救いだ。86年連載のFSSにも影響を与えてる
●再視聴する意味 – 当時 殆んど理解されていない〝盛り沢山のテーマ〟
子ども達を切り捨てた分かり難い相関図と大人な題材 ex.人体実験 暴力 腐敗 革命 愛 人工知能 etc. 年齢制限的ハードルの高さに、古参を自認するファンも改めて挑戦する価値がある。実際 低視聴率で4クール保ったのはプラモの売れ行きが好調だったため。自分もドラマそっちのけで スコープドッグ（お菓子模型）で遊んでましたw 83年家庭用VIDEO普及率はβ全盛で12%程、タイマー予約も困難な時代、毎回17:55 TVの前にスタンバれる大人はどれ程か。ガンダム再放 大ブレイクもあり、今作も当時の中高大生に鮮烈なインパクトを与えた筈。だけど、内容も汲み取れた強者はどのくらい居たでしょうか⁈ 高橋良輔 監督・スタッフの 反骨的エゴイズム・野心作でもある。昨今のTVコンプライアンスの平板さから、尖った姿勢がレガシーとして浮き出ます。現在primeでもイッキ見出来ちゃう。お気軽にw
以下 定評ある予告ナレーションを抜粋
「クメンでの旅が終わる 振り返れば遠ざかる緑の地獄 友よさらば 薄れゆく意識の底に仁王立つ数々の修羅像 耳に残る叫喚 目に焼き付く炎 次の旅が始まる 旅と呼ぶにはあまりに厳しく あまりに悲しい過去に向ってのodyssey。 次回 「暗転」キリコは次の巡礼地に向かう…」って、大人でも難しい文言（笑）熱量が半端ない‼︎
◯映画好きなら尚愉しめる – 元ネタ探し
「ブレードランナー」「ランボー」「地獄の黙示録」「2001年宇宙の旅」今でこそ 皆が馴れ親しむキラータイトルですが、当時のマニア最先端を貪欲にアニメに取り入れた情報網・センスは凄い。創作で繰り返される模倣と進化を再認識し、腑に落ちる事ができます。
◉52話の大作を乗り切る為の〝80's萌え〟要素 (๑╹ω╹๑ ) 実は有ります
※以下〜ちょっぴりネタバレを含みます 因みに 写真は私のTV画面を撮ったものです。
❤︎マスコット的キャラのココナ（16）が大人の表情を魅せる 第2章クメン編。兵士が通うbarでシンガーも兼ねる。この歌がヤバイ！ディキシーjazz pianoの調べに乗せ 切なくも優しい癒しの美声を披露してくれます。25秒の一瞬ですが、鷲掴みにされます♡
❤︎coolなフィアナ様が魅せる素の笑顔♡ 第2章クメン編。意外な特技も披露し、野郎共は嫁にしたくなる♡ 無粋なキリコは 的外れな一言を申します
❤︎サンサ編 宇宙冒頭 船内で二人きりになり…キリコが洋酒とフラスコグラスを持ってきて 乾杯✴︎ いつになく見据えた目のキリコくん。刹那 衝撃の行動で、フィアナを悦ばせる…10代なのにXXX（焦る） 身体張ったキリコが画面を掻っさらいます♡Ohズルい！（嫉妬）
お愉しみに〜 ヾ(๑╹◡╹)ﾉ"
完結の最終話まで辿り着けば、後発のOVAを余裕持って鑑賞出来ます。先ずは本家TVシリーズ「V≠bottoms」（最低な奴ら）を是非。
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