今や日本国内では人気のファンメーカーとなったXINRUILIANだが、今度はCPUクーラー市場に参入する。ブランド名は「X-Cooler」。価格は今のところ未定となっているが、12月下旬発売としてまずは3モデルの製品が投入予定だ。
 |
---|
日本国内では人気のファンメーカーとなったXINRUILIAN。、今度はCPUクーラー市場に参入。ブランド名は「X-Cooler」となる |
 |
---|
人気となりそうな「X-Cooler Okapi」。銅板を使わずにTurion 64への装着ができるのが特徴だ |
発売予定となっているのは「X-Cooler Okapi」「X-Cooler Gazelle」「X-Cooler Yak」の3モデル。「X-Cooler Okapi」はLGA775 Socket478/939/940/754対応の製品で、4本のヒートパイプを搭載した銅製ニッケルメッキ加工のヒートシンクに円形ファン(XINRUILIAN/RDM9025B 4ピン仕様)を組み合わせたモデル。回転数は1050~3500rpmでノイズレベルは21~41dBとなる。銅板を使わずにTurion 64への装着ができるのが特徴で、人気となりそうなモデルだ。
 |
|  |
---|
「X-Cooler Gazelle」。「X-Cooler Okapi」の搭載ファン違いモデルでこちらも銅板を使わずにTurion 64への装着ができる | | 4本のヒートパイプを搭載した銅製ニッケルメッキ加工のヒートシンク |
「X-Cooler Gazelle」は、前述の「X-Cooler Okapi」の搭載ファン違いモデル。定格1600rpm(21.62dB/3ピン仕様)のファンを搭載するモデルでヒートシンクは同じとなる。当然こちらも銅板を使わずにTurion 64への装着ができる。
そして「X-Cooler Yak」はLGA775専用のモデル。銅製の円形ラウンドヒートシンクに「X-Cooler Okapi」でも採用している円形ファン(XINRUILIAN/RDM9025B 4ピン仕様)を組み合わせた製品だ。よって回転数は1050~3500rpmでノイズレベルは21~41dBとなる。なお、全てのモデルにサーマルグリス(ST-700 1g)が付属する。
ファンメーカーとして日本市場に参入してから約3年。長尾製作所が設計、製造をXINRUILIANがという手法で人気となったXINRUILIAN製ファンだが、CPUクーラー市場でどれだけのシェアを握れるのか、今後の展開に注目だ。
 |
|  |
---|
「X-Cooler Yak」はLGA775専用のモデル | | 銅製の円形ラウンドヒートシンクを採用する |
【関連記事】
【取材協力】