星野金属工業(ソルダム)からフルアルミATXケース「ALTIUM SUPER X」が登場した。別売のオプショナルパーツによって、ユーザーが自由にカスタマイズできるのが特徴だ。
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フルアルミATXケース「ALTIUM SUPER X」のスタンダードモデル |
同製品には、シャーシやフロントパネルなど、基本となる部材で構成された“スタンダードモデル”が用意されている。これにファンを増設したり、フロントやサイドパネルを変更したりして自分だけのPCケースを作れる。選択できるパーツは、シャーシから搭載するファンやネジまで、ほぼすべて。ちなみに、別売のオプションの一例を挙げると、ファンを2つ重ねた「直列強化排気キット」や、VGA/PCIカード冷却用の「VGA/PCI クーリングダクト」、HDDの搭載位置を変更できる「HDD ホルダー ルーズピッチ仕様」のほかに、吸気用の開口部があるフロントパネルや、メッシュ状のサイドパネルなど、見た目も大きく変わるものもラインナップされている。
スタンダードモデルの拡張ベイは5インチベイ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5。ケースファンは、前面と背面に120mm角の「WiNDy FF120」をそれぞれ1基(前面はフィルター付き)搭載、側面は92mm角の「WiNDy FF92」(フィルター付き)を1基搭載する。サイズは202(W)×508(D)×432(H)mm、重量は6kg。カラーはソリッドブラック/ソリッドシルバー/ソリッドクールブルー/ソリッドクールレッドの4色を用意。価格はツクモケース王国で2万4800円(ソリッドブラック/ソリッドシルバーのみの販売)。また、BLESS秋葉原本店でも近日発売予定としている。
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スタンダードモデルのシャシー(Type A) | | 拡張ベイは5インチベイ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5。前面と背面に120mm角のファンを1基づつ搭載する |
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サイドパネルには60度の角度で92mmファンを搭載する。これは“CPUスラントダイレクトクーリング機構”と呼ばれ、CPUクーラーに向かって角度のついたフレッシュエアを放射する | | サイドパネルの吸気ファンは92mm角の「WiNDy FF92」を採用。同社のウェブサイトによると風量は41.71CFM、騒音値は25.9dBとのこと |
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豊富なオプションでカスタマイズが可能。自分だけのオリジナルケースを作れる | | VGA/PCIカード冷却用の「VGA/PCI クーリングダクト」を増設した様子。120mmファンを内蔵しており、VGA/PCIカード周辺の熱を吸い込み、ケース背面から排気する |
※お詫びと訂正:VGA/PCIカード冷却用の「VGA/PCI クーリングダクト」の説明に、「ケース背面から吸気し、マザーボード方向へ風を送り込む」とありましたが、正しくは「VGA/PCIカード周辺の熱を吸い込み、ケース背面から排気する」となります。お詫びして訂正いたします。
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