先週21日に搭載メモリがGDDR3 512MBという“GeForce 6800 Ultra”搭載PCI Express対応ビデオカード「NX6800U-T2D512E」がMSIから発売されたが、今度は“RADEON X800 XL”を搭載したメモリGDDR3 512MBモデル「RADEON X800 XL 512MB」がSapphireから登場した。
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ついにRADEONシリーズにも搭載メモリ512MB版が加わった |
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PCI Expressx16対応の「RADEON X800 XL 512MB」。流通量は少なくほとんど見かけることはなかった。代理店はアスク |
“RADEON X800 XL”を搭載したビデオカードは、同シリーズの中でも比較的バリエーションモデルの多い製品といえるが(関連記事参照)、今回登場した「RADEON X800 XL 512MB」はその中でもかなり異色といえる製品だ。特徴はなんといってもRADEON系GPUを搭載した製品では初となる搭載メモリ512MBという点。搭載メモリの正確な型番は確認できないが、SAMSUNG製を採用しているのがわかる。
基板上には、2スロットタイプとなる巨大な冷却用クーラーを装備。“RADEON X800 XL”搭載モデルでは珍しいDual DVI/TV-OUT(VIVO)仕様のインターフェイスも特徴のひとつとなる。本日販売を確認したアークでは、価格5万4980円で販売中。GPU性能が異なるために単純な比較はできないが、同じGDDR3 512MBモデルの「NX6800U-T2D512E」よりは現実的な価格といえるだろう。
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パッケージは従来のSapphireリテールと同じ | | 基板裏面。特別ヒートシンクの類は見当たらない |
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ブラケット部。完全な2スロットタイプとなる。Dual DVI/TV-OUT(VIVO)仕様のインターフェイスも特徴のひとつだ | | 搭載メモリの正確な型番は確認できないが、SAMSUNG製を採用している |
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【取材協力】