システムのイメージ
富士通は2月2日、タイ王国 王立チュラロンコン大学附属模範小中高等学校(タイ王国バンコク市)に教育支援システムを構築したと発表した。富士通タイ法人「Fujitsu Systems Business (Thailand) Ltd.」と共同によるもので、中高等学校は2月3日、小学校は4月1日に本格運用を開始する。
この教育支援システムでは、法人向けタブレット「STYLISTIC Q555」、「ARROWS Tab Q704/H」、「ARROWS Tab Q584/H」、PCサーバー「PRIMERGY TX120 S3」で構築。下記の文教向けソリューションを活用する。
「FUJITSU 文教ソリューション K-12 協働学習支援マーナビケーション」により、児童生徒がタブレットに入力した意見や問題の答えを教員が即座に電子黒板に表示し、クラス全体で共有できる。複数の回答の一斉表示や特定の回答の比較表示も可能で、効果的な協働学習を実現するという。
加えて、授業支援システム「FUJITSU 文教ソリューション CoursePower(コースパワー)」により、教員は教材、テストの使用履歴、児童生徒1人ひとりの提出物や授業出席状況、テスト結果などの管理を大幅に効率化。児童生徒1人ひとりの学習行動分析結果を元に、個人の傾向や学習進捗に応じたきめ細かなケアも容易になるとする。