NECプラットフォームズは1月7日、留守宅の様子を動画で確認でき、さらに温度センサーや赤外線リモコン機能が付いた多機能ネットワークカメラ「AtermHC100RC」を発表した。
「AtermHC100RC」
AtermHC100RCは、同社のWi-Fiルーター「Atermシリーズ」の無線ネットワーク技術を活用したネットワークカメラだ。外出先からスマートフォン・タブレットの専用アプリ「Atermホームコントローラー」を通じて、部屋の様子を映像と音声で確認できる。
温度センサーによる室温チェックが可能。さらに赤外線リモコン機能を搭載しており、赤外線リモコンに対応した家電を操作できる。外出先から「エアコンを起動して、ペットがいる部屋の室温を下げよう」といった使い方ができるという。
カメラは垂直120度・水平330度のパン/チルトに対応する。そのほか、任意のカメラ方向を10個まで指定できる「プリセットポジション」機能や、赤外線LEDによる「暗視機能」、全機能をボタンひとつで停止する「プライバシーモード」、動体/音声を検知しアプリやメールで通知する「お知らせ機能」を搭載する。検知時の映像または静止画はアプリから確認できるが、microSDへの記録も可能だ。
外出先から利用するにはインターネット接続が必要だが、付属の専用アクセスポイント「AtermW300P」を有線LANで、インターネット接続サービスに使っているルーターに接続すればよい。AtermHC100RCと付属のAtermW300Pとの間は、無線LAN通信が設定済みだ。
本製品の実売価格は3万2000円前後となる見込みで、発売日は2月上旬を予定している。