子猫はもうその存在自体がずるいのである。軽くて小さくてフワフワしててフニフニしててヨタヨヤしててちょこまかしててあぶなっかしいのである。
ずるすぎてたまらんですな。
あまりにずるいのでケナゲに頑張ってる子猫……というか若年猫の写真を集めてみた。
先日、たまたま近所で猫を見かけたのだ。
思わずちょっと離れたところに自転車を止めてそーっと近づくと、駐車場の隅の日が当たるところで気持ちよさそうに目を閉じてる。日なたが恋しい季節なのである。
門の前で目を細めてひなたぼっこしてたチャトラ猫。背中がぬくぬく。その後ろに耳だけがぴょこんと見えてるのに注目。背中に隠れてる猫がいたのだ(2014年11月 オリンパス OM-D E-M1)
猫がいる門の奥は下りの階段になっており、一段低いところにお庭がある。日差しでぬくぬくしながら、いざというときは逃げられるという絶好の位置である。
さすが猫。その一段下がったところにもう1匹いるのを発見。しかもちょっと小さい。
上の写真だと耳だけが見えてるのがわかるかと思う。
猫を刺激しないよう、そーっと横から回ってみると、階段にちょこんと座ってる猫発見。あまり小さくはないけれども、まぎれもなく子猫である。赤ちゃんではなく、もう小学生くらいか。
親とそっくりの模様で、そっと様子を伺ってる。
手前のフェンスが邪魔だったけど、近づくと逃げられてしまうので(そういう、すぐにでも逃げますよオーラが出てたのだ)、離れたまま撮影。
だがしかし、普通に撮ると確実に「手前のフェンスにピントが合っちゃう」。そういうときはマニュアルフォーカス(MF)にして奥の猫に合わせること。ミラーレス一眼やハイエンドコンパクトはMF時に拡大表示をしてピシッと合わせられるので、けっこう便利なのだ。
フェンス越しにちょこんと座ってた。こういうときでもつい日なたに座っちゃうのが秋冬の良さですな。ここで日陰に隠れられると猫をどういう明るさで撮るかがすごく難しいのだ(2014年11月 オリンパス OM-D E-M1)
(次ページに続く、「子猫は怖がりなので、遠くからそっと撮影」)
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