これまでに2回にわたりお伝えしてきた、コスプレイヤーさんと仲良くなるための最先端IT技術を使った「Wi-Fi搭載ガジェットでコスプレイヤーと仲良くなろう!」特集も、最終回を迎える。
東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット86のコスプレ取材の際に、コスプレイヤーさんと仲良くなることができるか、実際に実機を使って試してきたので、今回はその奮闘の模様と顛末を報告したい。
多くのコスプレイヤーとカメラマンで埋め尽くされた庭園コスプレ広場
なお、本レポートは、ガチンコでコスプレイヤーさんと親密な関係を気づきたいと考えているカメラマンの期待に必ず添えるとは限らないことを、先だってお断りしておこう。
コスプレイヤーさんと
話すきっかけはつかめる!
コミックマーケットなどのイベントには、コスプレイヤーさん以上にカメラマンが集まる。ゆえに撮影した後、コスプレイヤーさんを長時間独占することは非常に難しい上に、長時間コスプレイヤーさんを拘束していると回りに撮影を待っているカメラマンさんからの視線も痛い。
今回も取材で撮影を終えたあと、コスネームやキャラクター名などを聞いている間に、プリントをしてしまおうと思っていたのだが、実際に会場で転送作業をしてみたところ、そうウマくはコトが進まない。
カメラとiPadを接続し、画像を選択して転送、カメラとの接続を切って、プリンターと接続してプリントの指示を出したところでタイムアップとなることが多かった。そのため、プリントした写真を渡すことができないシーンが複数回あった。
それでも、比較的写真を渡せたのは、富士フイルム「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」。現像後しばらくすると写真が浮かび上がってくるチェキの特性上、写真を渡した直後は真っ白な状態だが、フィルムが排出されるまでの時間が短く、iPadに表示された写真を見せて「この写真を印刷したので」といって渡せた。
逆に「Pocket Photo PD239」はプリントが完成するまでに時間がかかるため、渡すタイミングを逸してしまった。しかし、徐々にプリントされた写真が出てくるため、プリントが始まりフォト用紙が排出されてくると、それに興味を持ったコスプレイヤーさんと会話が弾み、写真を渡せることもあった。
ちなみに、列に並んでいるカメラマンや囲みの撮影をしていたカメラマンから、多くの質問を受けたことを、補足しておこう。不本意ながら、男性カメラマンに大人気!
次のページへ続く (コスプレイヤーさんの反応も上々!)
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