前回、いきなり「DSC-RX100M2」のカスタマイズについてチェックしたが、あくまでコンパクトデジタルカメラなので、何も設定をいじらずそのままの状態でも十分な描写力を得られる。
カメラについて詳しくなくても、撮影したい被写体や環境に適したモードを自動的に判断してくれる「おまかせオート」「プレミアムおまかせオート」「シーンセレクション」(SCNモード)で手軽に美しい写真を撮影できる。加えて、シャッタースピードと絞り値を自動設定する「プログラムオート(Pモード)」など、直感や構図を優先した撮影もしっかりと対応。これらエントリー向け機能の一部は、「Xperia」シリーズのカメラにも採り入れられており、普段はスマートフォンとしてXperiaを利用していることが多いユーザーでもすんなりとなじめるハズだ。
また、「ピクチャーエフェクト」が13種類と豊富で、微調整が可能なエフェクトも用意されている。しかも一部は動画撮影にも適用可能と小回りのきく仕様だ。そこで第2回では、お手軽ながら気になる撮影機能をチェックしていこう。
「DSC-RX100M2」は、「プログラムオート(Pモード)」や「シャッタースピード優先(Sモード)」でテキトーに撮影してもいい写りの写真となる。そのため、慣れてくると、「おまかせオート」「プレミアムおまかせオート」を使用しなくなる人が多いハズ(サムネイル画像をクリックすると、5472×3648ドットの画像が表示されます)
主なスペック | |
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機種名 | ソニー「DSC-RX100M2 |
価格 | 6万9980円(ソニーストア |
撮像素子 | 1.0型(13.2×8.8mm) 裏面照射型Exmor R CMOSセンサー、アスペクト比3:2 |
有効画素数 | 約2020万画素 |
レンズ焦点距離 | F=10.4-37.1mm /35mmフィルムフォーマット換算値: 28-100mm(静止画アスペクト比3:2の場合) |
F値 | F1.8(ワイド端時)-4.9(テレ端時) |
感度設定 | ISO 160-12800(ISO 25600は重ね合わせ連写を利用) |
ディスプレー | 3.0型(4:3)約122.9万ドット エクストラファイン液晶 チルト機能有(上84度、下45度) |
ファインダー | 別売(電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」) |
インターフェース | microUSB 2.0端子、microHDMI端子、マルチ端子、NFC機能、Wi-Fi対応、Eye-Fi対応 |
記録フォーマット | 静止画:JPEG、RAW(Sony ARW 2.3 format)、動画:AVCHD Ver2.0/MP4 |
バッテリー駆動時間 | 静止画撮影時約350枚/約175分、実動画撮影時約45分(MP4 12Mの連続撮影可能時間は約15分)、連続動画撮影時約80分(MP4 12Mの連続撮影可能時間は約15分) |
本体サイズ/重量 | 幅101.6×奥行38.3×高さ58.1mm/約281g(バッテリー、メディア込み) |