博報堂と博報堂プロダクツ、アイウェイズなどはクライアント企業が保有するビッグデータを簡単に分析・可視化できるクラウド型データ分析ツール「HAKQEN(ハッケン)」の提供を開始する。クリックテック・ジャパンが提供するBIプラットフォーム「QlikView」をクラウド化。博報堂グループとアイウェイズにより、システム提供だけでなくデータの運用や課題発見のための分析、実際のアクションプランにまでつなげることが容易になったという。
クラウド型データ分析ツール「HAKQEN(ハッケン)」
プログラムでは、プロモーション領域のノウハウが詰まった、PDCAを促進するさまざまな分析テンプレートを50個以上用意。時系列分析やRFM分析を始め、顧客分析、散布図によるポートフォリオ分析などのテンプレートをクライアント企業が選択することで短期間・低コストでのデータ分析を実現する。特に流通・小売業や飲食業など顧客カード・ポイントカードを保有する企業や、通販業や保険業など顧客ひとりひとりの販売データを保有する企業においては、より深度のある分析を実現できるという。
また、初期費用50万円、月額費用20万円~と比較的安価な価格設定で、導入しやすくなっているのも特徴。さらに博報堂グループのマーケティングデータによる追加分析も有償オプションとして用意されている。