日本マイクロソフトは、ウィンドウズ 7 版のインタ-ネットエクスプローラー 10(IE10)を2月27日に提供し始めたが、ゴールデンウィーク(GW)明けの5月7日の週から順次、ウィンドウズ 7向けIE10の自動アップグレードを開始すると発表した。
IE10は、HTML5をはじめとする最新のウェブ標準に対応するほか、インタ-ネットエクスプローラー 9(IE9)からセキュリティやプライバシーへの取り組みを強化。一方、インターフェースはIE9と大きく変わらないため、IE9からIE10へのアップグレードはスムーズに行える。
ページの読み込みや対話機能、JavaScriptパフォーマンスが高速化すると同時に、CPUの使用量を減少させ、モバイルPCのバッテリ寿命を向上。マイクロソフトのパフォーマンスラボでの測定によると、有名サイトでの読み込み速度を最大20%高速化させたという。なお、日本マイクロソフトではIE10のダウンロードページを用意している。
インタ-ネットエクスプローラー 10のダウンロードページ
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