Android 4.0を搭載する中国JXD製のコンパクトな4.3型端末「S18」が東映無線ラジオデパート店に入荷している。販売価格は3980円と格安だ。
Androidベースのメディアプレーヤー並といえる価格ではあるものの、搭載OSはAndroid 4.0でGoogle Playストアにも対応する。ただし機能は若干割り切り仕様で、タッチパネルは今となっては珍しい感圧式(2点マルチタッチ対応)を採用している。液晶ディスプレーは4.3型で解像度は480×272ドットだ。
Google Playストアや日本語表示にも対応。加速度センサーも搭載され、小さいながらに普通のAndroidタブレットと変わらない機能をもっている。感圧式液晶なので、操作時は強めにタッチしてやる必要がある
CPUにCortex-A9ベースの「AML8726-M3 1GHz」、512MBのメモリー、ストレージ容量4GBと、スペックは現行機の中にあっては多少抑えめ。ただし、一年ほど前にはこうしたスペックのタブレットが当たり前だったことを考えれば、このサイズでそれを実現しているのはある意味感心だ。動作もそれなりに軽快な印象で、遠慮なしに使用できる気軽さもポイントが高い。
操作感には多少感圧式なりのクセがあるものの、スタイラスを使用すればほとんど問題なし。ポケットに入るコンパクトさを生かして、あちこちに持ち歩いて使い倒してみることをオススメしたい。
本体サイズは幅111.5×奥行き73.5×高さ12.9mmで、重量は124g。インターフェイスはmicroUSB(ホスト対応)、microSDスロット(最大32GB)、イヤホンジャック、マイクなど。通常のタブレットと同様加速度センサーも搭載され、IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。