5月21日、オリエントコンピュータは卓上型磁気データ消去マシン「HC2300SPN」と「HC2400SP」を発表した。
強力な磁力でHDDのデータを消去する、卓上型磁気データ消去マシン「HC2300SPN」と「HC2400SP」
これは、高い磁力をかけることでHDDのデータを消去する装置。1回あたり約20秒からの電力チャージ時間が必要となるが、データ消去時間は1回あたり約0.1秒/回と高速だ。また、サーバー用の厚みのあるHDDにも対応するよう、HC2400SPは45mm、HC2400SPは30mmまでの厚みに対応。データセンターや消去サービス業などあらゆる現場で活躍するとしている。
本体サイズは236(W)×248(H)×480(D)mm、重さは19kgで、持ち運び用の取っ手が付いている。電源はAC100V(50/60Hz)で、消費電力は60Wだ。HDDだけでなく、VHSなどの磁気記録媒体の消去にも使えるという。