10月12日、日本IBMはミニタワー型の高信頼エントリーサーバー「IBM System x 3100M4」を発表した。
上位機種並の管理機能を搭載するエントリーサーバー「IBM System x3100 M4」
IBM System x3100 M4は、同社のx86サーバーの中でも最安値の製品。Pentium G850、2GBメモリ搭載の最小構成で価格は6万6000円となる。筐体サイズも18×48×36cmと小型で、x86サーバーの中で最小という。
OSに依存することなく稼働する管理専用プロセッサーを標準搭載しており、上位機種の管理機能が利用可能。起動時の外部からの不正アクセスを防ぐセキュリティー機能や障害予知機能「Predictive Failure Analysis(PFA)」など、この価格帯では一般的には搭載されないというサーバー管理機能を備える。
また、同社のx86サーバーのラインアップで初めて、障害時の各種データをワンクリックで取得し、Webブラウザーで表示する「(FFDC:First Failure Data Capture)」を搭載。さらに、障害発生時にその発生部分をLEDで示す「診断LED」を内蔵しており、障害時の迅速な対応を可能にするという。
標準で1年間サポートが付いており、24時間365日対応のオンサイト保守が受けられる。