フロント下部とボトムフロント側を大胆にカットすることで、大型エアダクトを実現したという新機構「SMART INTAKE DUCT」(以下:SID)を採用するPCケース「AS Enclosure 501」がアビーから発売となった。カラーリングはシルバーの「ASE-501-S」とブラックの「ASE-501-BK」2モデル。
同ケースの特徴は、やはり前述の「SID」につきる。この「SID」は底面吸気を担う120mmファン(1000rpm)と、すぐ後ろにあるもう1基の120mmファン(1000rpm)を連装するデュアルファン構成。SID後部側のファンユニットは、角度調整機能を備えるため、フロントファンが送り込むフレッシュエアをビデオカードやCPUなど、特に冷却したい熱源にダイレクトで供給可能となる。
すぐ後ろにあるもう1基の120mmファン(1000rpm)を連装するデュアルファン構成。後部側のファンユニットは、角度調整機能を備えるため、フロントファンが送り込むフレッシュエアをビデオカードやCPUなど、特に冷却したい熱源にダイレクトで供給可能となる
主なスペックは、サイズが219(W)×459(H)×484(D)mmで重量が約8.1kg。ベイ数は5インチ×3、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×4。背面のPCIスロットは8基で、VGAスペースは320mm。マザーボードはATXより一回り大きいXL-ATXまで搭載可能となる。
その他、ファンは前述の2基のほか、リヤに120mmを1基搭載している。また、3.5インチシャドウベイのフロント側にオプションで120mmファンを1基増設できる。
マザーボードベース裏面のスペースには、ネジ留めを可能とするCPU用メンテナンスホールやケーブルを配線できるため、エアフローを遮らないスマートなケーブルレイアウトが可能だ。価格は2万9980円。クレバリー1号店やツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ソフマップリユース総合館、ソフマップ本館、T-ZONE.PC DIY SHOPで販売中となっている。