エンタメ機能が重要視されるPRIMEシリーズでは、全5機種がラインナップされた。うち“セパレートケータイ”「F-04B」はすでに紹介しているが(関連記事)、つづいて残り4機種を取り上げる。
こちらも最近のケータイでは最高クラスのスペックと豊富な機能を搭載しており、オンライン版の桃太郎電鉄を最初からプリインストールし、Blu-rayレコーダーとの連携にも対応(同じメーカー同士でなくても連携機能が使える)。さらにP-01B以外はすべて1200万画素カメラを搭載する(P-01Bは810万画素)。さらに防水’防塵あり、タッチ入力ありと、どれも魅力的だ。
防水&防塵に1200万画素カメラに加え
快適な「手書き」ができる「F-01B」
富士通らしく防水&防塵に加え、さらに水中撮影にまで対応しており、アウトドアで活躍しそうだ。1220万画素カメラを搭載し、最大6.2倍の「スーパーデジタルズーム」を使うと、画質劣化のないズーム撮影が可能。これなら撮影した画像をトリミングして使っても粗い画像にならない。顔認識機能や、被写体が動いてもピントを合わせ続ける「トラッキングフォーカス」、自動シーン認識などデジカメケータイとして十分過ぎる機能を持つ。
富士通独自の手書き文字認識エンジンを搭載し「フリータッチライティング」機能を使える。これは「手書き」した文字を、正しい文字にして入力することができる機能で、手書きは「走り書き」のように、多少素早く雑な感じで文字を書いても高い認識ができる。テンキーで文字入力するのがまどろっこしい! ときに使ってほしい。
3.4インチフルワイドVGA液晶(480×960ドット)を搭載。HSUPA、Wi-Fiには対応しない。11月発売予定。
3D加速度センサーを内蔵。その機能を利用した、ケータイを腰に取り付けてゴルフのスイングフォームを診断する「ETGAスウィングレッスン」を搭載している。プロゴルファー江連忠氏の監修、って深夜の通販CMによく出てくるあの人だ!
すぐに起動し、撮影を次々できる
“瞬撮ケータイ”「N-02B」
1220万画&広角28mmのカメラを搭載し、撮影の速さをウリにしている。また、ピントを合わせた被写体を自動追尾する「ついてくフォーカス」や撮影シーンの自動判別、高感度モード、超解像技術を使ったデジタルズームなどの機能を使うことができる。HSUPAにも対応しており、上り速度は最大5.7Mbps。Wi-Fiも搭載し、アクセスポイントとして使うこともできる。3.2インチフルワイドVGA液晶(480×854ドット)を搭載。12月発売予定。