ツクモパソコン本店IIのスタッフ製作による、PC Engine Duo-Rの筺体を使った改造PCが展示中だ。
ツクモパソコン本店IIのスタッフ製作による、PC Engine Duo-Rの筺体を使った改造PCが展示中。B-CASカードは、PC Engine Duo-RにあるHuCARD(ヒューカード:ICカード型のROMカートリッジ)挿入口を流用する
同PCは、PC Engine Duo-Rの筺体をベースにZOTAC製のAtom+IONマザー「IONITX-A-U」を搭載。さらにUSBピンヘッダ接続となる地デジ対応TVキャプチャーカード、パナソニック製のBlu-rayドライブまで搭載している。
B-CASカードは、PC Engine Duo-RにあるHuCARD(ヒューカード:ICカード型のROMカートリッジ)挿入口を流用する形で用意され、2台あるHDDのうち1台はリムーバブルデバイスを使うことで抜き差しが可能となっている。これについて「地デジ対応なので、録画用のHDDの交換を容易にしたかった」(同店スタッフTK氏)という凝りようだ。
内部の冷却には、12mm厚の薄型ファン「KAZE JYU Slim」を「マザーのヒートシンクを2cm削って装着した」。別に40mmファン「mini-KAZE」を2基、50mmファンを2基搭載している。
サターンPC、ドリキャスPCと続く第3弾となる「PCエンジンPC」だが、次回作もすでに「任天堂以外の筺体で(笑)」検討中とのこと。なお「PCエンジンPC」は、ツクモパソコン本店II 2階でデモ中。すばらしい出来の改造PCだけに、興味のある人は一度見に行くことをお勧めする。