※本バージョンよりiOS 7.1以上が必要となります。
以前のバージョンでも大きな問題はありませんでしたが、本バージョンよりiOS 8を正式にサポートしました。
iPhone 6, iPhone 6 PlusのRetina HDディスプレイに対応しました。
記事やWebページから実行できるアクションにiOS標準の共有メニューを追加しました。これによりリーディングリストやメッセージ、AirDropなどのiOS標準の共有機能に加え、iOS 8の新機能であるApp Extensionにより、Sylfeedが対応していないサービス(アプリ)にリンクを共有することが可能です。
画像長押しで起動するフォトビューでは、これまで画像をフォトアルバムに保存することしかできませんでしたが、iOS標準の共有メニューから画像を各種サービスに共有できるようになりました。
FeedlyやTwitter、Evernoteなどのサービスにログインする際に、1PasswordからユーザーID、パスワードを入力することができるようになりました。
Evernote送信時にエラーが発生することがある問題を修正しました。この問題については、たくさんの報告をいただきながらも対応が遅くなり誠に申し訳ございません。
認証方式が変更されたことにより、数ヶ月前からDeliciousへの送信が受け付けられなくなっておりました。今回のアップデートで新しい認証方式への対応を試みましたが、認証サーバーからの応答が非常に不安定であることから、本バージョンよりサポート打ち切りとさせていただきました。(Delicious公式アプリがApp Extensionに対応すれば、iOS標準の共有メニューから共有することができるようになります。)
]]>Sylfeedバージョン3.2をリリースしました。また、それにあわせてSylfeed for iPadを新しくリリースしました。
今回のアップデートは、Sylfeed for iPadの操作性向上のための機能追加が中心となっております。また、ご要望が多かったFeedly Cloudにも対応しています。
みなさま長らくお待たせいたしました。ついにSylfeedにiPad版が登場しました。実はかなり前から開発はスタートしておりましたが、Googleリーダー終了騒動により、開発を中断せざるを得ない状況となってしまいました。Googleリーダー終了後、SylfeedはスタンドアロンRSSリーダーに生まれ変わりはしたものの、デバイス間同期が実現できないままiPad版を出すことはできず、前回のアップデートで搭載したiCloud同期機能によって、ようやくその舞台が整ったという経緯があります。
それでは簡単にではありますが、Sylfeed for iPadについてご紹介させていただきます。
Sylfeed for iPadは、機能的にはiPhone版と同じものです。iPhoneでできることは、すべてiPadでもできますし、iPhoneでできないことはiPadでもできません。一見当たり前のことのようですが、SylfeedはiPhoneに特化したユニークな操作性が特徴のアプリです。この特徴を継承しつつ同じような使い勝手を再現するために、Sylfeed for iPadでは様々な工夫が凝らしてあります。
Sylfeed for iPadはデバイスを横向きにして両手でホールドした状態での使い方を基本としてデザインしています。この持ち方では画面をタッチするのは必然的に親指となりますが、親指が届く範囲は非常に限られています。Sylfeed for iPadでは、親指が届く範囲でほぼすべての操作ができるようになっています。もちろん、これはあくまで基本ですので、お好きな持ち方でお使いいただくことができます。
Sylfeedの最大の特徴、それはツールバー中央の未読ボタンです。Sylfeed for iPadでは、本体の向きに応じてこのボタンが左右に移動するようになっています。さらにこのボタンは、上下に移動させることができますので、親指で操作しやすい位置に調整することができます。
さらに、クイックアクションやひっぱって選択など、親指では届かないツールバーやナビゲーションバーに対するショートカットを用意しています。
記事に対するアクションをすばやく行うことができます。アクションを実行するには、ボタンをすばやくスライドして表示されたアイコンの上で離します。
iPhoneでは、ツールバーはともかくナビゲーションバーのアイコンは親指ではタップしづらいので、これをよく使う場合は便利になると思います。
ツールバーやナビゲーションバー、iPadではサイドのスペースを一時的に除去して記事をフルスクリーンで表示できます。フルスクリーン表示は前述のクイックアクションから切り替えることができます。フルスクリーン表示中はクイックアクションを使って各種アクションを行ってください。
こちらも主にiPad向けの機能となりますが、画面上部のナビゲーションバーに並んでいる未読のみ表示や並び順切り替えアイコンをタップする代わりに画面を下に引っ張ることで選択することができます。もちろんiPhoneでも使用可能です。
誤タップ防止のため、記事リスト両端のタップ操作を無効にすることができるようになりました。アップデート後はこれまでと同様、両端のタップ操作は有効となっていますが、新しくアカウントを登録した場合のデフォルトは無効となります。リストの両端をタップして記事の仕分けを行っている方はご注意ください。なお、このオプションは未読のみを表示している場合のみ適用されます。
ご要望が多かったFeedly Cloudに対応いたしました。現在のスタンドアロンモードに不満がある方は、新しいアカウントを作成してFeedly Cloudを選択してください。購読リストの移行には、OPMLファイルのエクスポート/インポート機能をご利用ください。
初心者の方でもすぐに使えるように、初回起動時にSylfeedの基本的な使い方を表示するようにしました。また、ちょっとわかりにくいけど知っておくと便利な使い方も紹介しています。
Sylfeedでは、リストで記事を仕分けるという使い方を提案しています。ボタンを左にスライドして「読まない」、右にスライドして「読む」と判定する使い方です。判定された記事はリストから消えていきますので、画面をスクロールする必要はなく、ただボタンをホールドしたまま左右にスライドするだけで、あっという間に大量の記事を捌くことができるという非常にユニークかつ強力な使い方です。
しかし、この操作を行うにはアドオンの「あとで読む」機能が必要です。もっとたくさんの方にこの便利な使い方を知ってもらいたい、そういう想いでほんの少しだけ工夫してみました。今回からはアドオンを購入しなくても、この操作性を体験していただくことができます。
ボタンを左にスライドして「読まない」、右にスライドして「読む」と判定するのは同じです。違いは読むと判定した記事がすぐに開くということだけです。大量の記事を捌くには「あとで読む」機能を使って仕分けする方が効率が良いですが、そこまで記事が多くない場合は、読みたい記事をすぐに読むことができるこちらの方が便利かも知れません。ぜひ一度お試しください。
この12月でSylfeedをリリースして丸三年を迎え、ダウンロード数は30,000を超えました。まだまだ目指す先は遠いですが、まずはこの場を借りてお礼申し上げます。
お気に入りのブログをチェックするのに毎日ブックマークを開いているという人はまだまだたくさんいるのではないでしょうか?Sylfeedが次に目指すのは、そんな人たちにも使ってもらえるようにするということです。
ブックマークを開いても前と同じ画面が表示されるだけというのは、やはり無駄が多いと思います。大好きなブログでも更新が少なければ、知らないうちに読むのをやめてしまうかも知れません。効率化がすべて良いことだとは思いませんが、効率化によって生まれた時間で、もっとたくさんのブログを読むことができるのなら、それはやっぱり幸せにつながるのではないでしょうか。
そんな人たちにSylfeedをお勧めするには、まずクリアしないといけない課題があります。それはアプリをインストールしてすぐに使い始めることができるということです。
今回のアップデートでFeedly Cloudに対応しましたが、使い始める前に外部のサービスにアカウントを登録する必要があるというのは、やはり敷居が高いと言わざるを得ません。さらに言うと、Feedlyの認証のためにはGoogleのアカウントが必要です。これではお勧めする方もたいへんですよね。
Googleリーダーが終了してからスタンドアロンRSSリーダーに生まれ変わった理由はひとつではありません(*)が、これが大きな位置を占めていたのは事実です。
もちろん、Feedly Cloudがおまけというわけではありません。Feedlyクライアント、スタンドアロンRSSリーダー、どちらもSylfeedです。ベテランの方も初めましての方も、大切にしていきたいと思っています。
もし、あなたのまわりに毎日ブックマークを開いている人がいたら、ぜひSylfeedをお勧めしてあげてください。
今回のアップデートの目玉はデバイス間同期を可能にするiCloud同期機能です。これに加え、OPMLファイルの取り扱いを正式にサポートしたことによって、より使い勝手のよいスタンドアロンRSSリーダーとなりました。
その他、画像の先読みから独立したサムネイル機能、iOS 7に調和する新しいテーマ機能、文字化けの救世主Readability Mobilizerの追加など、今回も盛りだくさんのアップデートとなっております。
これまでローカルに保存していたデータをiCloudに保存することができるようになりました。iCloud同期は、お手持ちのデバイス間でデータを共有することを可能にします。例えば、外出中にiPhoneで読んだ続きを自宅のiPad(※1)で読むということが可能になります。また、iCloud同期にはバックアップとしての役割もあります。iCloud上のデータは常に最新の状態になっています。たとえ最悪のアクシデントに遭遇したとしても、あなたのたいせつなデータが失われることはありません。
使い方はとても簡単です。設定画面でiCloud上のストアを選択(※2)すれば、あとは今までと同じように同期を行うだけで、iCloudのデータが反映されます。
iCloud同期の対象データは下記の通りです(※3)。
前回のバージョンで搭載されたOPMLのインポート機能は、Web上に公開されたファイルをインポートする仕様であったため、あまり使い勝手がよいものではありませんでした。今回のアップデートでは、あらたにiTunesの共有フォルダを使ったインポート/エクスポート機能に対応しました。詳しくは下記ページをご覧ください。
☞ OPMLファイルによる購読リストのインポート/エクスポート
これまでのサムネイル機能は、画像の先読み機能によってあらかじめ読み込まれた画像をリストに表示するというものであったため、サムネイルを表示するには画像の先読みをオンにする必要がありました。今回のアップデートでは、画像をオンデマンドで読み込むように改良することによって、画像の先読みがオフの状態でもサムネイル画像を表示することが可能になりました(※)。
iOS 7のフラットで美しいユーザーインターフェースに調和するようにテーマ機能を刷新しました(※1)。色合いの彩度を高くしたり、コントラストの適用具合を調整したり、細かい変更はたくさん行っておりますが、もっとも大きな変更はテクスチャーの廃止です。廃止の理由はiOS 7にテクスチャーはそぐわないとの判断からです。これに伴い、これまでアドオンの一部として提供していたテーマ機能拡張(※2)も廃止としました。今後はアドオンの購入なしで30種類の色合いが使用可能になります。
いつの頃からかInstapaper Mobilizerが一部の日本語サイトにおいて文字化けを起こすようになってしまいました。バグレポートを送って二ヶ月が過ぎましたがまったく改善しないため、連携メニューのアイテムと本文の読み込み方法(※1)にReadability Mobilizerを追加し、これをSylfeedの標準Mobilizerとすることにしました(※2)。
また、Readability Mobilizerの追加に伴い、これまで個別であった連携メニューのMobilizerアイテムをひとつに統合しました。使用するMobilizerは設定で変更することができます。
前回のアップデートでスタンドアロンRSSリーダーに生まれ変わったSylfeedですが、今回のアップデートではスタンドアロンRSSリーダーとしての進化をまっすぐに目指しました。
クラウド全盛のこのご時世、スタンドアロンRSSリーダーは時代遅れという見方も確かにありますが、iPadなどのタブレットの普及によって、PCを使う必要がなくなりつつあることもまた事実です。iCloud同期によって、単一のデバイスでしか利用できないという欠点を克服したスタンドアロンRSSリーダーは、PC不要の世代にとっては十分な選択肢となり得るのではないでしょうか。
さいごにもうひとつ。スタンドアロンRSSリーダーになったことで出すに出せなかったiPad版(同期できないとうれしくないですよね)ですが、今回のアップデートでようやくリリースの準備が整いました。というわけで、iPad版は近日中にリリースいたします。ぜひ楽しみにしていてください。
Sylfeed 3.1.0には下記のバグがあります。これらのバグは次のアップデートで修正予定となっております。ご不便をお掛けし誠に申し訳ございません。
2013年7月1日、Googleリーダーはサービスを終了します。それに伴い、Sylfeedは単体で動作するスタンドアロンRSSリーダーに生まれ変わりました。
スタンドアロンRSSリーダーとなったSylfeedですが、基本的にはこれまでと同じようにお使いいただくことができます。ただし、GoogleリーダーのようなWebサービスを通さずに、それぞれのWebサイトから直接RSSフィードをダウンロードするという点において、これまでとは異なるいくつかの制約があります。あらかじめご了承ください。
Googleリーダーにアクセスできる間(公式には7/1まで)はGoogleリーダーからデータをインポートすることができます。アカウントを登録するとメッセージが表示されますのでその指示に従ってください。
Googleリーダーからは購読リストの他、直近一週間分の未読記事がインポートされますので、これまでの続きをすぐに読み始めることができます。また、スター・タグをつけた記事もそれぞれ500件までインポートされます。
※本バージョンにはインポートを途中でキャンセルすると画面が乱れるというバグがあります。インポートをキャンセルする場合は、アプリを再起動してください。
これまでのバージョンではアプリ内のすべてのデータはバックアップの対象外となっていたため、デバイスを復元した時にアプリがまっさらな状態となってしまっていました。今回のアップデートでは、データの保存先を二カ所に分散することによって重要なデータのバックアップに対応しました。バックアップの対象となるのは、設定、購読リスト、スター・タグ(あとで読む)をつけた記事、既読情報です。それ以外の記事、画像(Webページ)キャッシュは再度同期することによって取得することができるため、これまでと同様バックアップ対象外となります。
Twitter連携には投稿するメッセージのひな型をあらかじめ登録する機能があります。この機能自体はこれまでと変わりませんが、このひな型を適用するタイミングをコメント入力前から入力後に変更しました。これまでは記事のタイトルやリンクをひな型に展開したものが投稿画面に初期入力された状態となっていましたが、今後はコメントのみを入力する形となります。なお、この機能の変更に伴い機能の名称を「テンプレート」から「フォーマット」に変更しています。
Twitterが短縮URLをサポートしたことにより、短縮URLサービスであるBitlyを利用する必要がなくなったため廃止しました。
スタンドアロンRSSリーダーには従来のアドバンスドモードは存在しません。スタンドアロンRSSリーダーは非常にシンプルな仕組みであるため、アドバンスドモードに相当する機能を実現することができないというのがその理由です。
Googleリーダー終了の知らせを受けて不安やとまどいを感じた方は多いのではないでしょうか。Sylfeedが他のRSSリーダーサービスに乗り換えずにスタンドアロン型のRSSリーダーを選択した最大の理由はそこにあります。いつでもいつまでも安心して使い続けることができるアプリをSylfeedは目指しました。
もちろん、iPhoneだけでなくPC/MacやiPadなどでRSSを読む習慣がある方にとってスタンドアロン型のRSSリーダーが使い物にならないということは承知しています。今回は時間的な制約もあり、このような形でのリリースとなりましたが、今後も開発は継続して参りますので、(あまり期待せず)長い目で見守っていただければ幸いです。
バージョン3.0には下記のバグが報告されています。(バグ情報は確認次第追記していきます)
Googleリーダーからのエクスポートは下記リンクより行うことができます。
次回アップデートでSylfeedは単体で動作するRSSリーダーになります。
次のバージョンにアップデートすると、アプリ内のデータはすべてリセットされますが、7月まではGoogleリーダーからデータを引き継ぐことができます。なお、アップデートにはiOS6.1以上が必要となります。
リリースは6月下旬を予定しております。
7月になるとGoogleリーダーにはアクセスできなくなりますので、それまでにデータをエクスポートしておくことをお勧めいたします。エクスポートは下記URLから行うことができます。
https://www.google.com/takeout/#custom:reader
最近のニュースでも話題なっておりますが、Googleリーダーの後継としてFeedlyが注目されています。7月まではGoogleリーダーのアカウントでサインインするだけで自動的にデータが引き継がれますので、実際に使うかどうかにかかわらずアカウントを登録しておくことをお勧めいたします。
]]>今回のアップデートの目玉は購読フィードの追加・削除を可能にする「購読管理」機能です。また初期バージョンからの課題であった他のクライアントでの「すべて既読にする」の反映に対応いたしました。この二点によってSylfeedは完全なGoogleリーダークライアントとなりました。
また、外部のWebサービスや他のアプリに記事のリンクやタイトルを送信することができる「SendTo」機能、Safariで閲覧中のページや他のアプリでコピーしたリンクをSylfeedの内部ブラウザで表示させることができる「内部ブラウザ」機能拡張、この二つの機能によってSylfeedの可能性はさらに広がります。
もちろん、iOS6とiPhone5にも対応しています。iPhone5では4インチのスクリーンいっぱいに表示されますので、より快適に情報収集を行うことができます。
なお、前回のアップデートで告知させていただきました通り、今回のアップデートからはiOS5.1以上が必要となります。ご了承ください。
今回のアップデートでようやくSylfeedは完全なGoogleリーダークライアントとなることができました。しかしこれでおしまいではありません。まだまだ進化し続けるSylfeedをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
iOS6からはApp Storeで「いいね!」ができるようになりました。ぜひ「いいね!」を押してSylfeedを応援してください。
Facebookページの方もよろしくお願いいたします。
☞ SylfeedのFacebookページ
Evernote Devcupとは、年に一回行われるEvernoteを有効活用したアプリケーション、およびサービスのコンテストです。今年で二回目の開催となります。
コンテストでは、まずEvernote社の審査による5チーム+ユーザー投票による1チームが最終候補者として選出されます。最終候補者には、賞金1万ドルとサンフランシスコで開催されるEvernote Trunk Conference(ETC)の参加費用(渡航費・滞在費)が支給されます。さらにETCでは作品のプレゼンテーションを行う機会が与えられます。ETCでは最終候補の6チームから金賞(2万ドル)、銀賞(1万5千ドル)、銅賞(5千ドル)が選ばれます。また、日本の開発者のためにJapan Prizeという賞が特別に用意されています。
ということで、5月24日に大阪で開催されたEvernote Devcup Meetupに参加してきました。内容は、Evernoteの佐藤さんによるEvernoteの現状とこれからの動向、Devcupではどんなアプリケーションが有利かといったお話が中心でした。
実はこの時点ではコンテストに参加するつもりはまったくなかったのですが、実際に去年のコンテストで最終候補に残ったアプリケーションを見ていると、どれも独創的でおもしろいアイデアのものばかり、やはり単純にEvernoteと連携しているだけでは賞を取るのは難しいという印象でした。
エンジニアのみなさんへ: Evernote Devcup Meetup を東京・大阪・札幌で開催します « Evernote日本語版ブログ
Evernote …
Evernote Devcupのことなどすっかり忘れていたある日の午後、締め切りが一週間延期されたという知らせを耳にし、へぇーと思いながら何気なくDevcupのページを見てみると(実はこれまで見たことがなかった)、コンテストの応募ルールのひとつに2012年4月24日以降にEvernote連携機能が搭載されたアプリケーションが対象という記述がありました。この発見がEvernote Devcupにエントリーするきっかけとなります。
Only applications and services that did not have publicly available integration with Evernote prior to April 24, 2012 are eligible for the competition.
すこし話は戻りますが、Sylfeedはバージョン2.2で初めてEvernote連携機能を搭載しました。実はこのバージョンはリリースよりずっと前に完成していたのですが、iOSのGoogleリーダーアプリでは絶対王者の座に君臨しているReederというアプリがメジャーアップデートを控えているという情報をキャッチし、リリース計画を大幅に変更することにしました。新しいリリース計画、それは『同時リリース』でした。正面から撃ちあって勝てる相手ではないのはわかっていましたが、前のめりに倒れる覚悟はできていました。しかし、いつまで待っても先方に動きはなくただ時間だけが過ぎていきました。結局、ゴールデンウイークには皆さんの元に届けたいという想いもあり、この計画は断念してリリースを行いました。この日が4月29日でした。
GACHANET » Sylfeedバージョン2.2リリース
つまり、SylfeedはEvernote Devcupにエントリーする資格を偶然得ていたということになります。これにはなにか運命的なものを感じずにはいられませんでした。
さらにDevcupのページを見るとコンテストの判定基準として、完成度、使い勝手、実用性というキーワードが含まれているのが目に留まりました。これらはSylfeedが最も得意とする部分です。もちろん実際はアイデアや独創性が重視されるのでしょうが、単なるWebクリップ機能しかないSylfeedにもどうやらチャンスはありそうです。
完成度: 使い勝手、見かけなどの作り込みは行われているか
Evernoteとの連携: Evernoteプラットフォームを効果的に生かしているか
実用性: ユーザーにとって魅力的で、不可欠なものか
オリジナリティ: 創造性が高く、革新的なものか
ちょうどこの時、Twitterのタイムラインを眺めていると、Evernoteの佐藤さんからのメッセージが飛び込んできました。
「ムダを恐れるな、失敗せよ」Evernote日本人ディレクターから、日本のエンジニアへの提言。│CAREER HACK
『日本人は失敗を恐れすぎている。悩んだあげく、「何もしない」という結論を出すのが一番よくない。』というメッセージは、『どうせエントリーしてもWebクリップぐらいじゃダメだろう』と思っていた僕の胸に深く突き刺さりました。
そこでぼそっとつぶやいてみたところ、@setoh2000 さんからこんな返事をいただきました。
@gachalatte しましょう!
— Makoto Setohさん (@setoh2000) 6月 20, 2012
これでエントリーを決意しました。ええ、単に申請するのがめんどくさかっただけです。すみません(笑)
実は、佐藤さんのメッセージを僕のタイムラインに流してくれたのも @setoh2000 さんなんですよね。@setoh2000 さん、本当にありがとうございました。
ここまで書いておいてなんですが、実は賞なんてどうでもいいのです。前回のアップデートの時にも少し触れましたが、Sylfeedは海外ではまったくと言っていいほど売れていません。これはアプリの出来が悪いとかそういう次元の話ではなく、そもそもアプリの存在が知られていないことが原因です。
そう、Evernote Devcupにエントリーする真の目的は、海外に向けてSylfeedの存在をアピールすることなのです。
はじめは「投票よろしくお願いします」なんて書こうと思ってましたが、賞なんかどうでもいいって言っちゃったのでやめておきます(笑)
だけど皆さんにはひとつだけお願いがあります。ぜひ皆さんでEvernote Devcupを盛り上げてください。Evernote Devcupはたぶん来年も開催されます。今年のコンテストが盛りあがれば、来年はもっと良いアプリがもっともっとたくさん生まれてくるはずです。僕はそう信じています。
僕の背中を押してくれた @setoh2000 さん、いつもオフ会で仲良くさせていただいている @itok_twit さんもEvernote Devcupにエントリーされています。コンテストではライバルということになりますが、感謝の気持ちを込めてここでご紹介させていただきます。
SmartEver | The Evernote Devcup
@setoh2000さんの作品。軽快さが売りのEvernoteクライアント。公式アプリの置き換えなるか?
Paylog – simple payments recorder | The Evernote Devcup
@itok_twitさんの作品。使ったお金をその場ですばやく入力することを目的にした家計簿アプリ。僕も毎日使ってます。
今回のアップデートでは皆さまからのご要望で最も多かったEvernoteのWebクリップに対応しました。そして、最近話題の「あとで読む」サービス、Readabilityにも対応しました。こちらは、あとで読むためにリンクを送信するだけでなく、本文の読み込み機能でも利用することが可能です。
さらに、複数の外部サービスに同時に投稿できる「マルチポスト」機能と、スターやタグをつけるだけで外部サービスに投稿できる「インスタントポスト」機能を追加しました。EvernoteにWebクリップを保存すると同時にTwitterでつぶやくなど様々な使い方が可能です。こちらはアドオンになります。
それ以外にも安定性の向上と多数の機能追加・修正を行っております。
✓ 「Evernote連携」機能を追加
✓ 「Readability連携」機能を追加
✓ 「マルチポスト」機能を追加(アドオン)
✓ 「インスタントポスト」機能を追加(アドオン)
✓ 安定性の向上
✓ その他の機能追加・修正
いつもSylfeedをご愛用いただきありがとうございます。
前回のアップデート以降、いろいろなブログやレビューサイトに掲載していただいたこともあって、多くの方にSylfeedの存在を知ってもらうことができました。おかげさまでダウンロード数も1万本を超え、App Storeのカテゴリーランキングも常時10位以内をキープし続けております。また、ユーザーの皆さまからのたくさんのレビューも開発の励みにさせていただいております。本当にありがとうございます。
国内では好調のSylfeedですが、例に漏れず海外ではさっぱりの状況が続いております。海外でのダウンロード数は未だに100本を達成していません。決して評価が低いというわけではないのですが、やはりランキング至上主義のApp Storeでは露出の機会がほとんどなく、もはや存在しないも同然と言っていい状況となってしまっています。確かに海外ではほとんどプロモーション活動をしていないので当然と言えば当然かも知れませんが、海外のレビューサイトにプレスリリースを送ったけどぜんぜん効果がなかったとか、記事を掲載するのに金銭を要求されたとか、耳に入ってくるのはいつもそういう話ばかり。プロモーションに使うパワーがあったらその分を開発に回した方がいいんじゃないか、なんて思ってしまうとなかなか行動に移すことができません。なかなか難しいものですね。
さて、最後に皆さまに少しお知らせがあります。
まず、iOS4.xおよびiOS5.0のサポートは本バージョンをもって終了とさせていただきます。次のバージョンからはiOS5.1以降が必須となります。どうぞご了承ください。
そしてもうひとつ、SylfeedのFacebookページができました。今回のアップデートを気に入っていただけましたら、ぜひ「いいね!」をよろしくお願いいたします!
]]>これまでSylfeedを応援していただいた皆さまに感謝の意を込めて、Sylfeedの2011年の軌跡を振り返ってみたいと思います。
普段ブログなど書かない人間が一年分をまとめたエントリーとなっておりますので無駄に長いですが、よろしければお付き合いください。
2011年の軌跡と言いながらも、話は少し遡ったところから始まります。
12月1日。Sylfeedをリリース。
初日の売上はわずか1本でしたが、それでもすごくうれしかったです。どこのどなたか存じませんが、この場を借りてお礼を申し上げさせていただきます。ありがとうございました。
今思えば、いきなり他のアプリと同じ350円という価格で勝負を仕掛けたのは無謀でした。これは反省しています。
GACHANET » iPhoneアプリSylfeedリリース
12月10日。日本でもプロモコードが使えるようになりました。
AppBankの朝刊でプロモコード置き場ができたと聞いて、すぐに行動を開始しました。
[朝刊] iPhoneアプリのプロモコード置き場作りました。ご活用ください。
10個のコードはあっという間に完売。この日からプロモコードを配る日々が続きます。毎回キャッチコピーを変えながらコードを配るその姿はまるでチケットを手売りする若手芸人のようです。
今となってはすっかり廃墟となってしまったプロモコード置き場ですが、今でもその歴史を見ることができます。よかったら覗いてみてください。
1月5日。バージョン1.1リリース。
GACHANET » Sylfeedバージョン1.1リリース
1月26日。バージョン1.2リリース。
マイナーアップデートとはいえ、今となっては信じられないスピードです。この頃は振り返ることなくまっすぐ前だけを見ていました。
GACHANET » Sylfeedバージョン1.2リリース
2月27日。100ダウンロード達成。
もちろん一日ではありません。累計です。私が賢明な開発者ならこの辺りで手を引いていたと思います。
3月9日。バージョン1.3リリース。
GACHANET » Sylfeedバージョン1.3リリース
3月10日。@amatanoyo さんのブログで紹介していただきました。ものすごく細かいところまで気づいてもらえたのがとてもうれしかったです。何の影響も受けずに自身でこのアプリのすべてを見抜いた彼の目は本物です。偉そうなことを言ってすみません。
RSSリーダーの新定番”Sylfeed” – fav Apple!
@amatanoyo さんにはその後もブログで紹介していただいたり、メールで改善点を指摘していただいたりで本当にお世話になっています。いつもありがとうございます。
3月11日。そう、忘れてはならないあの日がやってきました。
私自身は被災地から遠く離れたところにいたので被害はありませんでしたが、多くの命が失われていく瞬間を見るのはとても心が痛かったです。
毎日遠く離れた地で生活していると、ついつい忘れがちになってしまいますが、この日のことは決して忘れないようにしなければならないと、このエントリーを書きながら改めて強く思いました。言葉にすると軽々しくなってしまいますが、被災者の方々に少しでも幸せが訪れることを心から願っております。
4月13日。バージョン1.4リリース。
GACHANET » Sylfeedバージョン1.4リリース
4月19日。AppStoreのランキングアルゴリズム変更。
詳細は不明ながら、売上本数だけではなく利用頻度が反映されるようになったと伝えられました。実はこの仕様変更は売り出し中のアプリにとっては非常に厳しいものでした。なぜなら、少しばかり話題になってもなかなかランキングが上がらないだけでなく、明らかに売れていないであろうアプリのランキングが下がらなくなってしまったため、結果として一気にランキングが下がってしまい、そこから抜け出せない状況に陥ってしまいました。
そして、プロモコードを使ってダウンロードした場合は、AppStoreにレビューを書けないように規制がかけられると同時に、ランキングにも反映されなくなり、唯一の武器であったプロモコードがまったく使い物にならなくなってしまいました。
完全にランキングに埋もれてしまい、手の打ちようがない状態が続きました。この時の平均売上本数は一日ー本。一日一善なら気持ちよく眠れたかも知れませんが、この時は本当に眠れない日が続きました。
小規模なアップデートでは効果がないと判断し、じっくり時間をかけて大規模なアップデートを行うことにしました。あとで読む機能をメインに、テーマ機能によるデザインのカスタマイズで見た目を一新することにしました。特にあとで読む機能は時間をかけただけあって、Sylfeedの中核をなす最高レベルのものに仕上がったと思います。
7月14日。突然のAppleレート変更。
一夜にして350円のアプリが250円になりました。これはユーザーの皆さんにとってはうれしいニュースだったと思います。しかし、日本のアプリ開発者はこの知らせを受けて一気に青ざめたことでしょう。もちろん、今までのレートが異常に高かっただけで、いつかこうなることは想定すべきでだったかも知れませんが、それにしても衝撃的な出来事でした。
7月21日。バージョン2.0リリース。
初のメジャーアップデートです。Googleリーダーの軽量クライアントにはすでに横綱がいるわけで、今から同じ土俵に上がっても勝ち目がないのはわかっていました。これに対抗するにはまったく逆のコンセプトを持つアプリ、つまり多機能クライアントしかないと考えましたが、同じ価格ではどうしても採算が合いません。さらに当然と言えば当然ですがアプリの相場はどんどん下がっていく傾向にあります。実用系アプリは売ったら終わりというわけには行かないので、長期戦を覚悟する必要があります。今後のことを考えて機能を切り売りするアプリ内課金を導入しました。
GACHANET » Sylfeedバージョン2.0リリース
実はアプリ内課金を導入するかどうかは最後の最後まで悩みましたが、Appleのレートが変更されたことによって、これが間違いではなかったとすぐに確信することができました。
残念ながら満を持してのアップデートも効果なし。まったく売れない日が続きました。ここでいよいよ最後のカードを投入することにしました。
Appleレートの変更を除くと、リリース直後のホリデーシーズン以来の値下げを行いました。これまであまり値下げをしなかった理由は、定価で買っていただいた方に申し訳ないという想いが強くあったからです。しかし、このまま続くと開発の中止も検討しなければならないような状態だったので、心の中で「ごめんなさい」と叫びながら断腸の思いで値下げを行いました。結果としては、瞬間的に売上が伸びてランキングは上がりましたが、直接利益には繋がりませんでした。しかし、たくさんの人に知ってもらうことができたのでこれはこれで良かったと思っています。
そして、これを機に定価という概念そのものを捨てることにしました。
なぜ売れないか、それは皆さまからいただいたレビューを読めば明白でした。ここにきてようやく動作が重いという意見に真剣に耳を傾けるようになりました。
言い訳みたいになるのであまり言いたくないのですが、Sylfeedが重いのにはちゃんとした理由があります。それは、Sylfeedはゴールを決めていないということです。言い換えると、完成形をイメージしてそれに向けて設計をしているわけではないということです。そのため、Googleリーダーのデータモデルがありのままの姿(もちろん本物の中身は知りませんが)でアプリ内で再現されており、そしてそれはとても複雑であるため、動作速度においてはどうしても他のアプリに劣ってしまいます。その代わりにどんな風にでも化けることができるという特殊能力を得ることができるわけです。これが事実であることに間違いはありませんが、これを理由に仕方ないと諦めていた私にも甘えがあったことは事実です。一からすべてを見直して、徹底的な改善を行いました。たいへんな作業でしたが、そのおかげで劇的なまでに高速化することができました。
速くなっただけではやはりインパクトに欠けるので、新しいバージョンにはとびきりの新機能をつけようと思いました。それがWebページの先読み機能です。実はこの機能は、Sylfeedのコンセプトからは外れたもので、実装するつもりはまったくありませんでした。(わかる人にはわかると思いますが、この時点でオフラインで読むことができる別の仕組みがすでに用意されていました。)
Webページをまるごと保存するのはスタイルシートやスクリプトやらで結構面倒なのと、Webサイトごとに個別対応が必要な可能性がどうしてもあったので、今まで目を背けていたのもありますが、実際やってみると案外すんなりとできました。結果的には機能そのものよりもサイトごとの検証とパフォーマンスチューニングに時間がかかりました。何でもやってみないとわからないものですね。いい勉強になりました。
11月1日。Googleリーダーが仕様変更。
事前に告知されていたとは言え、何がどう変わるかまでは記されていなかったため、最悪の場合はアプリが動かなくなってしまう可能性もあり、ドキドキしながらこの日を迎えましたが、ふたを開けてみればアプリにはそれほど影響がないものでした。
Googleリーダーの新しい仕様というのは、共有機能とメモ機能が廃止されるというものでした。本家Googleリーダーでは、その代わりにGoogle+に共有できるようになりましたが、Google+のAPIは当時も今も公開されておらず、サードパーティのアプリは廃止された機能を削除するぐらいのことしかできませんでした。
しかし、この仕様変更が後にSylfeedの運命を大きく変えることになります。ここからSylfeedに奇跡が起こり始めます。
11月13日。始まりは @flavour47 さんのこのエントリーからでした。
Googleリーダーの共有機能がなくったことによって、はてブからEvernoteへの連携ができなくなってしまったのがきっかけで、AppStoreのランキングに埋もれていたSylfeedを見事に発掘してくれたのでした。
Googleリーダーの共有が無くてもはてブを付けて全文自動でEvernoteへ送る方法 | Evernote | Yu_notes.
11月14日。続いて、 @kuracyan (「さん」を付けると怒られるので省略)のエントリー。前日にRSSリーダーを変更したのを撤回しての乗り換え宣言は漢を感じさせます。@kuracyan とはその後も何度かTwitterでお話させてもらっていたのですが、その会話で得た情報をすぐさまブログにアップするというとんでもない芸当で私を驚かせてくれました。(お名前を間違えていたので訂正しました。たいへん失礼いたしました。)
一日にしてRSSリーダーアプリを変更した。 Singer Song iPhone
11月18日。さらにこの流れは、 @spring_friends さんに受け継がれます。
毎日使うアプリだからできるだけ手間がかからないようにという想いで作ったTwitterのテンプレート機能が、ここまで高く評価されるとは思ってもいませんでした。そして最後に記されたメッセージは、開発者である私の想いをしっかり受け止めてくれたのを感じさせてくれました。今まで自分がやってきたことが間違いではなかったと確信した瞬間です。
超多機能な国産のRSSリーダークライアント「Sylfeed」に惚れた7つの機能 + α | なまら春友流
11月19日。バージョン2.1リリース。
Sylfeedの最大の欠点であった動作速度を大幅に改善し、さらにWebページの先読み機能を搭載した渾身のアップデートです。これはまさに起死回生を賭けたアップデートでした。もしこれでダメだったらさすがに心が折れていたかも知れません。
実はこのバージョンは10月の終わり頃には完成していたのですが、iOS5でガイドラインが変更されたり、とある事情でリジェクトされたりでリリースまでとても時間がかかってしまいました。だけど、結果的にこれが最高のタイミングでのリリースに繋がりました。これはまさに奇跡としか言いようがありません。
GACHANET » Sylfeedバージョン2.1リリース
11月21日。極めつけは @hitoriblog さんのこのエントリー。
この界隈では知らぬものはいないであろうあの最強伝説を提唱者自らひっくり返すというセンセーショナルなエントリーでした。作者ですら持て余すぐらい多機能なこのアプリを要点を絞ってまとめるのはさすがとしか言いようがありません。タイトルも相当インパクトがありましたね。
iPhone用地下鉄通勤最強Google ReaderクライアントはBylineからSylfeedへ | ひとりぶろぐ
実際、この日の反響はものすごかったです。本当に目玉が飛び出るぐらいの売り上げを記録しました。AppStoreのランキングもみるみる駆け上がり、最高でなんと総合19位という信じられないところまで来ることができました。これも奇跡です。もちろん今となってはこれもいい思い出ですが…
11月24日。AppBank様で紹介していただきました。
AppBankにレビュー記事が掲載されるというのは、アプリ開発者としては一つの目標と言っていいと思います。その目標をリリース1年を目前にして達成することができました。記事を担当していただいた @spring_mao さんありがとうございました。
Sylfeed: かゆいところに手が届く上級者向けRSSリーダー!未読消化を超強力サポート。
11月27日。そしてトドメは @hiro45jp さんのエントリー。
iPhoneアプリのRSSリーダーを語らせれば右に出るものはいないというぐらいの大御所です。まさにラスボスの登場です。
Sylfeedを気に入っていただけたのはとても光栄ですが、それもそのはずです。なぜなら、私がこのアプリを開発するに当たって一番参考にさせていただいたのがこの「普通のサラリーマンのiPhone日記」なのですから。もちろん @hiro45jp さんのために作ったわけではありませんが、知らず知らずのうちに影響を受けていたのを改めて思い知らされました。お仕事が忙しい中、ご紹介いただき本当にありがとうございました。
My神アプリSylfeedの設定を公開しますヽ(´ー`)ノ | 普通のサラリーマンのiPhone日記
12月9日。AppBankのオフ会に参加しました。
人生初のオフ会でどうしていいかわからず緊張しまくりましたが、お酒の勢いを借りつつ、たくさんの方たちとお話することができました。
その中でもひときわ異彩を放っていたのが @RucKyGAMES さんでした。一言しかお話できませんでしたが、いい意味で裏切られました。さすがです。実は @RucKyGAMES さんのゲームはあまりプレイしたことはないのですが、この日からファンになってしまいました。ちなみにこれは完全に蛇足です。
アプリを宣伝するという目的があって参加したので、全員に名刺を配るぐらいの意気込みで臨みましたが、その名刺は今でも山ほど家にあることを付け加えておきます。
【大阪】12月9日(金) AppBank オフ会を開催。iPhone 好きの大忘年会だぁ!!
12月10日。その翌日、AppBankのプレゼン大会でSylfeedのプレゼンをさせていただきました。
なにせプログラマーという裏方の職業ですし、ここ二年ほど自宅に引きこもって開発をしていたのもあって、大勢の人の前でプレゼンなんて本当にできるのか不安でいっぱいでしたが、Sylfeedの存在を少しでも知ってもらうためにできることはすべてやろうと決意してのエントリーでした。
わずか6分という短い時間でしたが、何日もかけて資料を作り何度も練習を繰り返しました。結果は原稿を棒読みというプレゼンとしては最低レベルのものでしたが、なんとか緊張を抑え最後までやりきることができました。
その後の懇親会では同じくプレゼンに出演された開発者の方々とお話することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
実はこのプレゼンの募集があったのは11月の中旬、ブログで話題になる前のことでした。これが少しでもずれていたらプレゼンに出演することはなかったと思います。これもまた奇跡としかいいようがありません。
大阪の iOS アプリ開発者が大集合!!「 iPhone アプリプレゼン大会 」を開催しました。
そして、今年最後の出来事がコチラ。
[2011年]今年ボクがダウンロードした神アプリ達ベスト10 | iPhone | Yu_notes.
今年ポチった神アプリ達in2011 | masayan’s STYLE
今年ボクが立ち上げまくったiPhoneアプリ達ベスト10 | Feelingplace
今年お世話になったアプリたち(標準アプリ以外) | gakuhead blog
今年@hebyumetanが立ち上げまくったiPhoneアプリ達ベスト10 – @hebyumetan
2011年 これは落としてよかった!なiPhoneアプリ10選 〜有料アプリ編〜
こんなにたくさんの方たちに2011年のベストアプリに選んでいただきました。
皆さんに喜んでもらえるのが今の自分にとって一番幸せなことなんだと改めて気づかせてくれました。本当にありがとうございます。
ここでは紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんのブログで紹介していただきました。この場を借りてお礼を申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。
そしてAppStoreにレビューを書いていただいた皆さま、本当にありがとうございました。星4つが多いのはまだまだいけると期待されているのだと勝手に思っております。(星5つ付けてくれたらもっとがんばります。)
ここまでが2011年のSylfeedの軌跡です。
ビジネスとしては残念ながら2011年も結果を出すことはできませんでしたが、希望の種はしっかりと芽を出してくれたのを感じることができました。
Sylfeedはこれからもまだまだ成長していきます。来年はパーッと花を咲かせてみたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
Sylfeed 2.1.1(¥170)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: GACHANET – GACHANET(サイズ: 2.1 MB)
全てのバージョンの評価: (206件の評価)
Sylfeed2.1をiOS5でお使いの場合、デバイスの空き容量が不足するとアプリのデータがすべて消えてしまうという問題があります。この問題につきましては最優先で対策を進めておりますので、今しばらくの間はデバイスの空き容量を十分確保した上でのご利用をお願いいたします。
デバイスの空き容量は設定アプリの「一般」›「情報」›「使用可能」でご確認いただくことができます。具体的に何GBの空き容量が必要かという疑問もあるかと思いますが、これについてははっきりとお答えすることはできません。データの消去はiOSによるものですので、iOSに空き容量が足りないと判断されないだけの容量が必要ということになります。
なお、消えるのはアプリのデータだけであって、Googleリーダーのデータが消えるわけではありませんので、その点はご安心ください。もしデータが消えてしまった場合でも、(空き容量を確保した上で)再びアカウント情報を設定することで利用を再開することができます。
誤解を恐れずに申し上げますと、これはiOSの間違った仕様変更によるもので、他のアプリでも同様の問題が発生する可能性があります。Appleはこの問題に対する非を認め、iOS5.0.1で対応策を用意しましたが、残念ながら同時にアプリ側の改修も求められました。Appleが用意した対応策そのものは難しいものではありませんが、iOS4以前、iOS5.0、iOS5.0.1の3種類のバージョンに対応せねばならず、改修には少し時間がかかりそうであることも加えてご報告させていただきます。
皆さまにはお手数をお掛けいたしますが、どうかご理解いただきますようよろしくお願いいたします。